岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年11月8日

(令和4年11月8日(火) 9:31~9:36  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭、私から1件申し上げます。
 再生可能エネルギーの導入拡大に向けた規制改革を検討するためのタスクフォースを、今週金曜日、11月11日の午後5時からオンラインで開催しますのでお知らせいたします。
 カーボンニュートラルの実現に向けては、EV(電気自動車)の普及が重要となることは皆さんも御承知のとおりです。
 このため、普及の前提となる充電器の整備に関する規制や制度の在り方について、今回は御議論いただきます。
 タスクフォースでの詳しい議論の内容については、規制改革推進室のYouTubeチャンネルで、これまで同様に生配信いたしますので、ご覧いただければと存じます。
 以上です。

2.質疑応答

(問)万博に関連してお伺いいたします。万博の会場整備に係る工事の入札で、物価高などを原因として不調が4件と相次いでおり、それを受けて昨日、関西経済連合会の松本会長が1,850億円からの上振れというのも不可避だという発言をされておりました。これを受けて、大臣の今の認識や現状について、分かることがあれば教えていただきたいです。お願いします。
(答)博覧会協会が実施した会場整備に係る入札のうち、このたび、迎賓館、大催事場、テーマ館が不落又は不調となったことは承知しております。
 現在、博覧会協会において、今回の入札結果を踏まえた再入札の準備を進めております。そして、政府としても工事の進捗確認をしっかりと行ってまいりたいと思います。
 建設費につきましては、建築物、例えばパビリオンとか迎賓館、大催事場、テーマ館、また小催事場というのもあります。こうした建築物の性能・機能を維持しながら、工法や資材調達などを幅広く検討して、費用の低減や効率的な執行に努めていくことで、引き続き1,850億円に収まるように全力を尽くしてまいりたいという考えです。
 関経連の松本会長、日頃大変お世話になっておりますけれども、その会長の御発言があったという報道は承知いたしておりますけれども、その御発言の詳細については直接伺っているわけではありませんので、私からコメントは控えたいと思います。
 しかしながら、政府としては引き続き1,850億円に収まるよう全力を尽くしてまいりたいと先ほども申しましたが、そういう決意でしっかりと進捗状況も確認しながら、効率的な執行、あるいは費用の低減に努めてまいりたいと、このように思っております。

(以上)