岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年11月1日

(令和4年11月1日(火) 10:22~10:29  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 国際博覧会担当の大臣として報告します。
 この度、大阪・関西万博公式アンバサダーであるコブクロさんによるオフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」に合わせたダンスの振付が完成しましたので、御報告させていただきます。
 この振付につきましては、私の前任である若宮大臣からも、テーマソングに合わせた振付ができれば、一人ひとりが万博をより身近に感じられてよろしいのでは、という御提案があったところですが、今回、コブクロさんサイドからの無償の御協力を賜りまして、大変ありがたいのですが、それが実現されたものです。
 このダンスの振付は、本日0時より公開されているコブクロさんのミュージックビデオの中でご覧いただけます。また、公式キャラクターミャクミャクがテーマソングに合わせてダンスをする動画も別途作成しておりまして、この会見の終了後に公開されます。記者の皆様には、お手元にお配りしているQRコードのリンク先で、是非ご覧いただきたいと思っています。
 今後、子どもたちを中心に、多くの方々にこのダンスを楽しんでいただき、万博を身近なものに感じていただきたいと考えています。また、コブクロさんによりますと、万博のPRのために積極的にこのテーマソングを使っていただきたいということですので、テーマソングに合わせたダンス動画のSNSへのアップや拡散を通じて万博を盛り上げていただければ大変ありがたいと思っています。
 次に、沖縄担当大臣として御報告申し上げます。
 明日2日から明後日3日にかけて、沖縄本島を訪問いたします。
 今回の訪問では、首里城正殿復元整備工事の起工式及び世界のウチナーンチュ大会閉会式、この2つの式典に出席する予定です。
 また、この機会に北部地域を訪問し、北部12市町村長からお話を伺うとともに、沖縄科学技術大学院大学(OIST・オイスト)や振興事業の現場等を視察したいと考えております。
 この出張の日程等の詳細については、沖縄担当部局までお尋ねいただきたいと思います。
 冒頭、私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)博覧会協会のほうでお伺いいたします。
 動画が公開されたということで、SNSでの拡散などをということでしたが、リアルのイベントだとか、そういった場所でこのダンスを活用していこうというものが何かありましたらお願いいたします。
(答)今も申し上げたように、ミュージックビデオ及びミャクミャクのダンス動画は、YouTubeのコブクロ公式チャンネルに掲載され、博覧会協会等関係者のSNSで発信されていきますが、直近では11月3日(木曜日)、祝日でありますが、大阪府・市により開催される「御堂筋オータムパーティー2022」において、コブクロさんがテーマソングを歌われるとともに、150名のダンサー及びミャクミャクがダンスを披露する予定と承知しています。
(問)沖縄訪問に関して伺います。大臣、3日に首里城の起工式に参加されるということですけれども、再建のテーマである「見える復興」に向けて、政府としてどのように後押しをしていきたいとお考えでしょうか。
(答)以前から思うところですけれども、首里城は沖縄の歴史、そして文化が凝集した沖縄の象徴・沖縄県民の心の拠り所であり、令和元年10月の火災は、沖縄の方々にとって、我々にとってもそうですけれども、大きな衝撃でした。県民の皆さんの御心痛は極めて深いものがあったというふうにお察ししております。
 政府としては、火災後直ちに「首里城復元のための関係閣僚会議」を立ち上げて、令和2年3月には、「首里城正殿等の復元に向けた工程表」を決定し、首里城の一日も早い復元に向けた取組を進めてきたところです。
 今のお尋ねでございますけれども、今後の復元においては、復元工事の過程を段階的に公開していくため、昨年既に供用を開始した北殿北側見学通路に加え、復元現場の見学スペースの整備、また定期的なメディアへの公開等を通じ、現場の進捗状況を発信していく予定です。
 冒頭申し上げたように、明後日3日には首里城公園において、私も出席させていただいて、「首里城正殿復元整備工事起工式」を行います。令和8年の正殿の完成に向け、引き続き関係省庁や沖縄県と緊密に連携し、国として責任を持って復元に取り組んでまいりたいと存じます。
 その完成に至るまで、この復元工事の過程をできるだけ沖縄県民のみならず、全国の方々、また世界からのお客様にも見ていただくことが非常に大事だと思っておりますので、そう心掛けていきたいと思います。

(以上)