岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年10月11日

(令和4年10月11日(火) 10:59~11:05  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭、私から、地方創生担当大臣として、ご報告します。スーパーシティに関する取組を視察するため、明日12日に茨城県つくば市を訪問します。
 つくば市は、本年4月にスーパーシティとして指定されました。当日は、パーソナルモビリティーや分身ロボット、自動配送ロボットを視察するとともに、スタートアップ支援施設において大学やスタートアップ企業の方々との意見交換等を行う予定です。
 日程等の詳細については、地方創生推進事務局までお問合せください。
 冒頭、以上です。

2.質疑応答

(問)2点ほど、今の関係でお伺いしたいです。まず、今回、スーパーシティということですけれども、スーパーシティであるつくば市への訪問を決めた、このタイミングの意図というのはどういったところにありますでしょうか。
(答)タイミングと申しましても、いずれ行きたいと思っていた所で、若干の時間があるということで、明日というふうに調整をさせていただきました。
(問)年末のデジ田の取りまとめに向けてご参考にするとか、そういったこともあったり、直接、地方創生だとは思うんですけれども、大臣としてそういう点。
(答)そうですね。ご存知のとおり、スーパーシティはつくばと大阪ということで、またデジタル田園健康特区として(石川県)加賀市、(長野県)茅野市、(岡山県)吉備中央町、この3つが今年の4月に指定されていて、今回は、そのうち、つくば市をモデルケースとして先端的なサービスというものを視察するとともに、先ほど申し上げたスタートアップの取組についても意見交換をして、スーパーシティの実現に向けた取組状況というものを見てまいりたいと思います。
 政府では、この新たに指定した特区ごとに、速やかに区域方針を策定するとともに、引き続き、国家戦略特区ワーキンググループ等で集中的に議論を行うこととしています。今回の視察の結果も踏まえながら、スーパーシティ等における先端的なサービスの実現につなげていきたいと。
 こういう目的を持って、明日、つくばに行ってきたいと思います。
(問)ありがとうございます。
 もう1点、これまで大臣が就任されてから、担当の所掌分野として沖縄に行かれて、北海道に行かれて、今回地方創生ということでつくばに行かれるということですけれども、今後、担当の分野で、またこういった所を見に行きたいですとか、何か視察のご予定あればご予定、なければ希望ですとか、大臣としてのお考えがあれば、お聞かせください。
(答)これまでに沖縄に参りましたし、その前に、万博担当大臣でもありますので大阪に伺いました。万博会場の夢洲(ゆめしま)を見て、現地の方々のお声を伺ってまいったところですし、沖縄訪問、それから北海道の、まずはアイヌ施策担当大臣としてウポポイを視察して、それでいったん帰ってきて、また北方領土を根室から望むという、そうした北方対策担当大臣としての出張もございました。
 これからも時間の許す限り、できるだけ多く地方創生やらデジタル田園都市国家構想に関する視察をさせていただき、やはり現場を拝見して、そこで頑張っておられる皆さまから直接お声を伺うということが、今後の政府の方針を確立し、幾つも私は担当がございますけれども、それを推進していく力になるものと思っています。
(問)続きで失礼します。
 ちょっと古い話で恐縮なんですけども、ノーベル医学・生理学賞で、沖縄科学技術大学院大学のスバンテ・ペーボ氏が受賞されたということで、もし受止めがあれば伺えますでしょうか。
(答)今回のご受賞は非常に喜ぶべきことだと思っております。OIST(オイスト・沖縄科学技術大学院大学)の成果を高める、評価を高めるという意味もあり、今回のノーベル賞受賞を心からお祝いするとともに、こうしたOISTにおける、沖縄における研究というものが日本全体をけん引し、また、世界に影響力を持つ、発信されていく、そういうことを望みたいと思っております。大変な朗報であると思います。

(以上)