岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年9月2日

(令和4年9月2日(金) 11:31~11:40  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 本日は冒頭、デジタル田園都市国家構想のロゴマークとホームページの開設についてお知らせいたします。
 ロゴマークは、「デジタル田園都市国家構想」によって、都市と地方が等しくデジタルの力で繁栄している姿を表現したものであります。先ほど行われた夏のDigi田甲子園の表彰団体への副賞に、このロゴマークをデザインしてお送りしたところであります。
 また、本日、デジタル田園都市国家構想の専用ホームページを開設いたしましたので、お知らせいたします。今後、広く国民の皆様や自治体等関係者に、構想や施策についてご理解いただきますように、ホームページ内のコンテンツを順次拡充させて、ロゴマークとともに分かりやすい広報活動に努めてまいりたいと考えております。

2.質疑応答

(問)今の発表事項のホームページについてお伺いをしたいのですけれども、今日、ホームページ開設ということで、ロゴは都市と地方が等しく繁栄している姿ということでした。このホームページは、ある種、この構想の顔になる、国民の方々が見る顔になると思うのですけど、特に重視したポイントですとか、このホームページでどういったことを国民の方に感じ取ってほしいとお考えでしょうか。
(答)デジタル田園都市国家構想アカウントでの各SNSは既に開設済みでありますけれども、ホームページと併せてSNSも積極的に活用し、分かりやすい広報活動に努めてまいりたいと思います。
 今回開設をするホームページでありますけれども、先ほど順次拡充と申し上げたように、これからだんだん、このコンテンツを充実させて、皆様に分かりやすい形でお示ししていきたいと考えています。
 本当に基本的なところは、先ほど申し上げたように、地方創生という中で、都市と地方という、この表現もいささか私、ちょっと引っ掛かるところがあって、都市も地方の一つであると思うんですね。
 今日も表彰を受けた中にも、政令指定都市のような大きな都市もありましたし、それから本当に小さな、人口規模は小さくても頑張っておられる地方、いわゆる地方もありました。小さな町も表彰を受けたわけでありますけれども、いわゆる都市も地方も共に競い合って、そして、それぞれ個性的に、その持ち味を生かして共に繁栄をしていけるような、日本全体としてこの社会が栄えていくような、そういうイメージというものを表現したいと私は考えています。
 そのことをすぐに今日、スタート時点から十分に表現できるかどうか、そこは分かりませんけれども、だんだんとそういうイメージというものを国民の皆さんにお伝えをしたい、イメージ喚起をしていきたい、そんなふうに考えています。
(問)万博関連についてお伺いいたします。大阪で行われている淀川左岸線の延伸工事についてですが、昨日自治体側が、工事が6年から8年ほど遅れる見込みだという発表をされております。この原因として、軟弱地盤に加えて未完成部分を、仮設ルートを設置して、万博時に輸送のシャトルバスなどで使用するということも挙げられていますが、万博が結果的に、この自治体のインフラ工事を遅らせてしまっている現状になっているかなと思いますが、受け止めはいかがでしょうか。
(答)今ご指摘のあった淀川左岸線は、大阪・関西万博の主要アクセス道路として機能することが期待されております。一方、工事主体である大阪市から、その2期の道路整備は軟弱な地盤の対応等が必要なことから、2026年度末を予定していた完成時期が、さらに後ろ倒しになるということを聞いております。
 これは、元々予定していた完成時期、2026年度末というのは、2027年の春といったような、そういう時期を想定していたものと思われますから、万博が開かれる2025年4月には間に合わない、そういう計画であったわけでありますけれども、それがこういう軟弱地盤の対応等の必要性から、更に後ろ倒しになると報告を受けております。このために、万博開催時にはシャトルバスのアクセスルートとして一部区間を暫定開業して、主要アクセス道路として問題なく機能させる予定であるということも聞いております。
 いずれにしても、万博会場周辺のインフラ整備については、地元自治体をはじめとする関係者と協力して着実に整備を進めていきたいと考えております。
(問)旧統一教会との関係について伺います。党の調査の締切り、回答の締切りが恐らく今日になっていたと思うのですけれども、前回のグループインタビューや就任会見の時に、詳しい部分については改めて点検を行って、その結果を会見とかも含めてご報告したいと言っておられましたが、現状、今日までで何か新しく分かったこととかありましたら教えてください。よろしくお願いします。
(答)先日のグループインタビューでも申し上げたことでありますけれども、皆様からのお尋ねがあり、また、党の指示も踏まえて、できる限り確認を進めたいと考えております。今日までに党から、点検、確認をして、それを報告するようにという指示もございますので、それを終えて、できれば次回、6日(火)の、この閣議後の会見においては、皆様にその結果をご報告できるようにしたいと考えております。

(以上)