小倉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年10月7日

(令和4年10月7日(金) 9:38~9:42  於:衆議院本会議場中庭側)

1.発言要旨


 本日、私からは冒頭発言を1つさせていただきます。
 本日ですが、国連児童基金、いわゆるユニセフのカリン・フルショフ事務局次長にお会いいたします。こどもたちの命や未来を守るために活動され、こどもの権利擁護に関して世界的なネットワークをお持ちのユニセフとの連携は、「こどもまんなか」の社会変革を進めていく我が国にとりまして大変重要であると考えております。
 ユニセフでトップの事務局長に次ぐ立場にいらっしゃるフルショフ事務局次長と有意義な意見交換ができることを大変楽しみにしております。

2.質疑応答

(問)国政とはちょっと違うんですけれども、10月から男性育休が始まるということに伴って、宮城県の方では65歳までの延長に伴って孫休暇というのを始めると。知事も自ら取得するという動きが始まっています。それをどう評価されるか。また、いきなりは難しいかもしれませんが、今後そういった政策を取り入れていく考えがあるかどうかをお聞かせいただけますでしょうか。
(答)ありがとうございます。
 ご指摘の宮城県の取組につきましては、報道で承知をいたしております。祖父母によります「孫育て」などによって、子育ての担い手の多様化を進めて、地域全体で子育てを支えていくことは子育て世帯の育児の心理的、身体的負担の軽減にとって大変重要であると考えております。宮城県をはじめ、地方公共団体が率先して子育てしやすい環境づくりの取組を進めていただくことは大変心強く受け止めております。
 なお、国の取組についてでありますけれども、この孫休暇に恐らく当たるであろう育児休業制度等については厚生労働省等の所管のため、お答えは差し控えさせてもらいたいと思います。いずれにしても、私の立場としても子育てをしやすい環境整備をしていくことが重要であると思っておりまして、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
(問)送迎バスへの安全装置の設置義務化の関係ですけれども、義務付けるということは、それを違反した時にどうするかという考え方も必要になるかと思うんですが、罰則についての在り方については、大臣はどのようにお考えでしょう。
(答)ありがとうございます。
 繰り返しになりますけれども、「緊急対策とりまとめに当たっての基本方針」において、様々な各種法律の中で最も適切な方法で義務化をするということを申し上げさせていただきました。
 今、罰則のお話も出ました。そういったものも含めて、どのように実効性を担保していくか、きちんと検討していきたいというふうに思っています。

(以上)