小倉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年10月3日

(令和4年10月3日(月) 10:00~10:03  於:中央合同庁舎第8号館1階S103会見室)

1.発言要旨


 おはようございます。今日もよろしくお願いします。
 冒頭発言が1点ございます。視察についてでありまして、明日、4日の火曜日の午後、東京都港区にあります「総合母子保健センター 愛育クリニック」の視察及び施設職員との意見交換会を行わせていただきます。この愛育クリニックでは、妊娠前、妊娠中、出産後まで一貫して女性の健康を守り、こどもの健康を支えるための様々な支援が行われております。また、今後産後ケアのための施設を開設される予定というふうに聞いております。
 こども家庭庁では昨年閣議決定した基本方針におきまして、支援を必要とする全ての母子が全国どこに住んでいても、産後うつの予防等、心身のケアや育児のサポートといった産後ケアなどの支援を受けられる環境の整備を進めることとしております。今回、産後ケアのための施設についてのご説明や、現場の方々の生の声をお伺いすることで、今後の取組の参考にしたいと考えておりまして、有意義な視察・意見交換にしたいというふうに考えております。
 以上です。

2.質疑応答

(問)2点お聞かせください。愛育クリニックについてなんですけれども、ここは日本でも外国人の母子も診るということで割と先駆的なところではあります。今多くの実習生とかの若い外国人の問題というのには十分対応されていないと思うんですが、大使館が多い関係もあってイスラムの母子とかかなりそういうところで先駆的な部分もあります。そういったところにも目配りされて見ていくお考えはありますでしょうか。
(答)もう1点目は。
(問)もう1点目は、岸田政権としてこれから2期目に入ります。大臣としては初めて臨まれる国会です。どのように臨まれるのでしょうか。
(答)ありがとうございます。まず1点目につきましてでありますけれども、そういう意味では国として各自治体に対しましてその産後ケアのための施設の設置の努力義務化というのをしております。施設の数もしっかりと増やしていくこともさることながら、それぞれの産後ケア施設の質の向上といいますか、それぞれの地域に合ったしっかりと支援ができるような体制の整備というのも非常に重要だと思っております。そういう意味では、この外国人対応だけではなくて、愛育クリニックでは様々な先進的な取組もしていらっしゃるというふうに伺っておりますので、そういったものも含めて現場の職員の皆さま方ときちんと意見交換をさせてもらいたいというふうに思っております。
 2点目についてであります。今日から臨時国会が開かれるわけでありますけれども、やはり国内外の情勢を見ますと、物価高でありましたり、続くコロナ禍、更には厳しさを増す安全保障環境ということで、国内外に課題が山積をいたしております。私も岸田内閣の一員として緊張感を持って取り組んでまいりたいというふうに思います。私も少子化対策ですとかこども政策、男女共同参画や女性活躍等々の担当をしております。自分の担務につきましては、国会に丁寧な説明を心がけさせていただきたいなという思いで臨んでまいりたいと思います。
 以上です。

(以上)