谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年8月15日

(令和5年8月15日(火) 14:36~14:40  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 私から台風第7号について申し上げます。
 台風第7号は、本日5時前に和歌山県に上陸し、近畿地方を北上しています。鳥取県や岡山県で線状降水帯が発生するなど、中国地方や近畿地方、東海地方を中心に、既に総降水量が8月の月降水量を上回っている地点もあり、記録的な大雨となっております。
 現時点で、住家被害としては、一部破損3棟、床上浸水4棟、床下浸水7棟が報告されていますが、台風は、御承知のとおり現在西日本に上陸中であり、引き続き、被害情報の収集を鋭意進めているところであります。
 被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。
 また、近畿地方や東海地方を中心に、停電約7万8,000戸が報告されており、暴風雨の影響が弱まり次第、順次復旧作業に着手しているところです。
 道路の通行止めや鉄道・航空の運休など、交通関係にも大きな影響が発生しております。
 台風は、今後、近畿地方を北上し、明日16日から明後日17日頃にかけて日本海を北上して、北海道地方に接近するおそれがあります。
 引き続き、西日本は本日、東日本は明日にかけて大雨となり、中国地方や近畿地方、東海地方では総降水量が更に多くなるおそれがあります。また本日は、西日本や東日本では、猛烈な風や非常に強い風が吹き暴風となり、うねりを伴って大しけとなります。
 西日本や東日本では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に厳重に警戒するとともに、高波に警戒が必要です。近畿地方では、高潮にも厳重に警戒が必要です。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
 国民の皆様におかれましては、引き続き、最新の気象情報や交通関係の情報に十分御注意いただくとともに、自治体からの避難情報に注意していただき、早めの安全確保をお願いします。
 また、不要不急の外出を控えるとともに、河川や用水路、海岸、土砂崩れのおそれのある斜面など、危険な場所には絶対に近づかないようにお願いします。
 政府といたしましては、昨日、私も出席し、関係省庁災害警戒会議を開催し、十分な体制確保など、今後の対応について確認したところであります。引き続き、緊張感を持って対応してまいります。
 私からは以上でございます。
 

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)