谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年7月14日

(令和5年7月14日(金) 10:44~10:49  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨

 おはようございます。私から冒頭2点申し上げます。
 まず1点目、梅雨前線によるこれまでの大雨についてです。
 6月29日からこれまでの被害状況として、人的被害としては、死者11名、行方不明者3名などでございます。住家被害としては、全壊15棟、半壊44棟、一部破損148棟、床上浸水594棟、床下浸水1,369棟が報告されています。
 お亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、行方不明者の捜索も、引き続き、全力を尽くしてまいります。
 総理からの指示を受け、昨日、福岡県久留米市と佐賀県唐津市の被災現場を私が視察いたしました。服部福岡県知事、落合佐賀県副知事、大きな被害のあった各市町村長の皆様などと意見交換をしてまいりました。地域の復旧に向けて、大変な不安を抱える被災者の方々の切実な思いに触れ、今回の大雨による被害の大きさを痛感したところであります。
 特にこの地域、福岡県、佐賀県は、度重なる、今年だけではなく、一昨年、あるいは、令和元年等々、度重なっておりますので、それだけに被災地の皆様方の思いも大変複雑でしんどいものがあろうというふうに推察をしているところであります。
 本日15時45分から、私も出席し、5回目となる関係省庁災害対策会議、先週来5回目でありますが、開催いたします。今回の視察で伺った被災の現状や地域の声をしっかりと受け止め、引き続き、政府一体となって、被災された方々に寄り添った支援を進めてまいります。
 国民の皆様におかれましては、気温が高くなっておりますので、片付けなどの際には、熱中症などに十分注意していただきますようお願いいたします。
 続いて2点目、今後の大雨についてです。
 梅雨前線に近い北陸地方では、朝方激しい雨が降っているところがあります。
 また、明日15日から16日日曜日にかけては、東北地方を中心に大雨となるおそれがあります。
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
 政府としては、昨日私が出張しておりましたので、星野副大臣の下、関係省庁災害警戒会議を開催し、十分な体制確保など、今後の対応について確認したところです。引き続き、緊張感を持って対応してまいります。
 国民の皆様におかれましては、お住まいの地域のハザードマップを改めて確認するとともに、連休の間も最新の気象情報や地元自治体からの避難情報などに十分注意していただき、早めの安全確保をお願いしたいと思います。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)