谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年7月11日

(令和5年7月11日(火) 10:47~10:50  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。私から冒頭、梅雨前線による大雨について申し上げます。
 昨日、福岡県、大分県、佐賀県に線状降水帯が発生し、福岡県、大分県には大雨特別警報が発表され、これまでに経験したことのないような大雨となりました。
 6月29日以降の被害状況として、人的被害としては、死者5名、災害との関連を調査中の死者3名、行方不明者5名など、住家被害としては、全壊10棟、半壊40棟、一部破損145棟、床上浸水404棟、床下浸水800棟が報告されています。
 お亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。
 昨日夕方、被害状況とこれまでの政府の対応について岸田総理に御説明し、総理からは、1つは、現地に入るなどし、早急に被害状況を把握すること、2つには、地方自治体とも緊密に連携し、人命第一の方針の下、災害応急対策に全力で取り組むとともに、住民の避難支援等の措置を徹底すること、3つには、国民に対し、避難や大雨・河川・浸水の状況等に関する情報提供を適時・的確に行うこと、と3つの指示があったところです。
 こうした総理からの指示も踏まえ、引き続き、政府一体となって、人命第一の災害応急対策に全力で取り組むとともに、私としても、可能な限り速やかに調整の上、被災地に足を運びたいと考えております。
 雨が弱まった地域においても、これまでの記録的な大雨により、河川の氾濫や土砂災害が発生するおそれがあります。国民の皆様には、避難情報や気象情報に注意し、避難を継続したり、再度避難するなど、警戒感を緩めないようお願いいたします。
 また、増水している河川や用水路、土砂崩れのおそれのある斜面など、危険な場所には絶対に近づかないようお願いいたします。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)