谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年6月13日

(令和5年6月13日(火) 10:02~10:06  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨

 
 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)先日、自民党の政務調査会の宇宙・海洋開発特別委員会から、「第4期海洋基本計画に基づく「海洋開発重点戦略」の策定とその強力な実行に関する提言」というタイトルで、谷大臣宛てに提言がなされました。
 まず受け止めと、あとその提言の中でも骨太方針への反映という部分を求めておりますけれども、取りまとめが迫る骨太方針にどのように反映していくか、お考えをお願いします。
(答)先々週5月31日に、自民党の宇宙・海洋開発特別委員会、新藤先生などから、「第4期海洋基本計画に基づく「海洋開発重点戦略」の策定とその強力な実行に関する提言」について、申入れを確かに受けました。
 いろいろなお話をお聞きし、内容としては、1つは国益の観点から省庁横断で取り組む重要なミッションについて、海洋開発重点戦略として打ち出すということ、2つには総合海洋政策推進事務局の抜本的な機能強化により、海洋開発の強力な推進体制を構築するということ、3つにはその戦略を強力に推進するための予算をこれまでにない規模で確保することといった点が、主要な内容ではなかったかと思います。
 この海洋政策に関しましては、今後5年間の方針を定める「第4期海洋基本計画」がゴールデンウイーク前の4月28日に閣議決定されたところであります。
 第4期海洋基本計画は、正に実行するフェーズにあり、自律型無人探査機の社会実装の推進等の重要施策について、高い実効性とスピード感を持って進めていくことが重要であると考えています。そうした意味でも、頂いた提言は、時宜を得た有意義なものと受け止めておりまして、海洋政策担当大臣として、提言を踏まえ、具体の方策を検討し、しっかりと取組を進めていきたいと考えています。
 お尋ねのいわゆる骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)などへの対応でございますが、御提言の趣旨も踏まえて、現在、政府・与党で調整を鋭意進めているところです。

(以上)