谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年4月14日

(令和5年4月14日(金) 10:21~10:26  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨

 
 おはようございます。まず私から冒頭、高知県視察について申し上げます。
 明日土曜日から高知県を訪問し、土曜日からと言いますか、日帰りですけれども、南海トラフ沿いの巨大地震に係る防災対策の取組について、視察を行います。
 この視察では、高知県の高知港、黒潮町の津波避難タワーや大方あかつき館を訪問し、現地における防災対策の状況を確認する予定です。
 また、黒潮町役場において、濵田高知県知事、岡崎高知市長、中尾四万十町長、松本黒潮町長と、この巨大地震対策について意見交換を行う予定です。
 現在、南海トラフ地震対策に係る、国の基本計画の見直しに向けた検討を行っているところであり、視察により、現地での対策の進捗や課題をこの目でしっかりと確認して、巨大地震に係る防災対策を推進してまいりたいと思っております。
 その視察の詳細につきましては、事務方にお尋ねいただければありがたいと思います。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)先ほどの高知県の視察に絡んで質問ですけれども、今後高知県以外のほかの対策推進地域ですとか、特別強化地域を視察する予定とか、お考えというのはあるでしょうか。
(答)まず高知県は、南海トラフ巨大地震対策で、間もなく策定から10年を迎えるということで、今、基本計画の見直しに向けた検討を始めているところです。
 その見直しに当たり、しっかりと現場の状況を把握して、また声も直接お聞きすることが重要だということで、高知県に出張させていただくということであります。
 そこでできる限り、現地の状況とかあるいは地元の思い、要望などもお聞きしたいと思っております。
 南海トラフ地震は大変広範囲に影響を及ぼすというおそれがありますので、そのほか、静岡県も含む関係自治体への視察については、確かに高知県は高知県なりの状況、事情もございますので、地域ごとの課題や取組も異なることを踏まえて、今後検討してまいりたいと思っております。
(問)ありがとうございます。関連でもう1点、先日第1回会合が開かれましたワーキンググループですけれども、ここにも高知県や三重県の鈴鹿市といった関係自治体が入っているんですけども、このワーキンググループの中でも、そういうほかの関係の自治体の意見ですとか、要望とかを聞くと言いますか、その機会も今後あるんですか。予定はされているでしょうか。
(答)今、どういう形で関連するワーキンググループメンバー以外の自治体の意見もお聞きするかということは、これからしっかりと詳細を詰めていきたいと思っておりますが、基本的には関連する自治体にできる限り幅広くヒアリングを行って、地域の課題、それぞれの地域によって違うところがありますので、課題などの把握に努めて、そしてそれらをワーキンググループでの議論、あるいは検討にいかしていきたいと考えております。

(以上)