谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年1月31日

(令和5年1月31日(火) 8:37~8:41  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨


 おはようございます。私から冒頭2点申し上げます。
 まず第1点目、大雪について申し上げます。
 先週24日からの大雪などにより、これまでに、人的被害として、死者5名などが報告されています。
 お亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。
 今回の大雪では、石川県を中心に最大で1万4,000戸余りの断水が発生しました。今朝の時点で、約10分の1の1,400戸余りにまで解消してきておりますが、一日も早い復旧に向け、鋭意作業が進められていると報告を受けております。
 なお、各地で発生しておりました停電については、関係機関が復旧作業を進め、現在までに解消しております。
 また、これまでの雪により、積雪が深くなっています。除雪作業を行う場合は、事故防止のため、一人では行わず、御家族や御近所の方々に声をかけて、十分に注意していただくようお願いいたします。
 今後、降雪が予想されます。政府といたしましては、引き続き、緊張感を持って対応してまいります。
 続きまして2点目、サイバーセキュリティ戦略本部に関する事務を担当する大臣として報告を申し上げます。
 明日2月1日から「サイバーセキュリティ月間」が始まります。これは、サイバーということで、3月18日までの月間期間中、産学官で、様々な普及啓発活動を集中的に実施します。
 この一環で、例えば1つには、各府省庁等の職員を対象とした、サイバーセキュリティに係る技術・能力を競う競技会、NISC‐CTFというふうに略しております競技会、それから2つ目は、企業のサイバーセキュリティ対策の底上げを狙った経営層向けセミナー、また3つ目は、警察や民間事業者などによるサイバーセキュリティ対策を促すための利用者向けイベントなどを開催することとしております。
 また、サイバー攻撃が国境を越えて行われることから、日、米、豪、インドの4か国、いわゆるQUADによる「サイバーチャレンジキャンペーン」を始め、国際社会とも緊密に連携しつつ、月間の取組を進めてまいります。
 この月間を機に、国民の皆様一人一人が身の回りの対策を再確認するなど、サイバーセキュリティを改めて意識し、理解を深めていただくことを期待いたしております。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)岸田総理大臣の今月9日から15日の欧米5か国歴訪後に、岸田総理大臣からお土産をもらわれたか伺いたくて。もしもらわれた場合は、それが何であったかをお聞かせください。
(答)通常国会が始まる前に総理から頂いたものはございますが、それが欧米5か国の歴訪によるお土産であるのかは、よく分からない、判然としないところがあります。
 また、どういうものかということにつきましては、プライベートに関することでございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。

(以上)