谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年12月13日

(令和4年12月13日(火) 10:45~10:50  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)防衛費の増額に関してお伺いさせていただければと思います。
 岸田首相が財源として増税の検討を与党の方に指示をしています。まず、防衛費増額の財源の一部を増税で賄うことの是非について、大臣のお考えを聞かせてください。
 そして、与党の税調の方で、法人税、たばこ税、復興特別所得税を財源とする方向で検討されていますけれども、そのことについてはどうお考えでしょうか。以上の2点をお聞かせください。
(答)防衛力の強化のための財源については、直接的には担当閣僚である財務大臣のお仕事ではないかと思っております。私も今の立場になるまで、自民党の税制調査会の幹事をずっと長くさせていただきましたが、防衛力強化のための税制措置については、現在、自民党というか与党の税制調査会で議論が行われていると承知しており、見識の高い方がおられますので、良い結論を出されるのではないかと思っております。
 私としては、基本的に、今の我が国の財政が、異常でまともでない状態ということを、まともでないと、そういう見識は持ち続けたいと個人的には思っております。
 以上です。
(問)「財政が異常でまともではない状態」という認識ということなんですけれども、こちらについてもう少し詳しく、どういうことを指しているのかというのを教えていただけますでしょうか。
(答)日本の国のいかに国債依存度が高いか。高いということは、結局、我々の子どもたちなり、子どもたちの子どもたちの世代につけを回すということにほかならないわけですから。そのことは、過去の縦軸の我が国の歴史から見ても、あるいは横軸で諸外国と比べても、やはり異常でまともでないというふうに私個人は思っていますし、そのまともでないということを、そういう見識は政治家として引き続き持ち続けたいというのが私の思いです。

(以上)