谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年10月25日

(令和4年10月25日(火) 11:13~11:18  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私から、冒頭、国土強靱化推進本部について御報告いたします。
 本日、朝、官邸で、「国土強靱化推進本部」の第15回会合を開催し、本部長である内閣総理大臣より、次のとおり指示がございました。
 岸田内閣においては、「5か年加速化対策」後も、中長期的かつ明確な見通しの下、継続的・安定的に防災・減災、国土強靱化の取組を進めていくことが重要であるとの認識に立ち、「デジタル等新技術の活用」や「官民の連携強化」により、災害の激甚化・頻発化という社会課題に対し、災害に強い国づくりを強力に推進すること。
 このため、現行の国土強靱化基本計画について、現在取り組んでいる次期国土形成計画と一体として、関係閣僚連携して、令和5年夏をめどに改定すべく、取組を開始すること。
 また、今月中に取りまとめる総合経済対策において、緊急に取り組むべき防災・減災、国土強靱化について、具体的な施策を盛り込むこと。
 以上述べた方針に従い、関係省庁が一丸となって、対策を着実に進めるよう指示がありました。
 この総理指示を踏まえて、皆様のお手元に配布のとおり、「第68回ナショナル・レジリエンス(防災・減災)懇談会」を来週10月31日に開催いたします。
 今回から、18名の委員中半数の9名が交代となり、国土強靱化を取り巻く情勢の変化を踏まえて、これまでより幅広い分野について各委員に分担いただき、御審議いただきます。
 総理指示を踏まえ、速やかにこのレジリエンス懇談会のキックオフを行うことで、来年夏までの限られた時間の中でしっかりと議論いただき、新たな基本計画の内容充実に努めてまいりたいと思います。
 詳細については、また事務方にお問い合わせを願えればと思います。
 私からは、以上です。

2.質疑応答

(問)旧統一教会の関係で伺います。世界平和統一家庭連合、いわゆる旧統一教会やその関連団体、世界平和連合とか平和大使協議会など、そういった団体から、大臣の過去の国政選挙において推薦確認書、いわゆる政策協定みたいな文書ですが、あるいはそれに類するような文書を当該団体から提示されて署名を求められたことはございますでしょうか。
(答)全く記憶にないです。
(問)続いて恐縮です。
 山際経済再生担当大臣が昨日辞任されました。これについての大臣の受け止めを伺いたいのですが、いかがでしょうか。
(答)山際大臣と私は初当選同期ですし、昔からよく知っているということで、こういう国会開会中に辞任ということは大変残念というか、複雑な思いです。
 ただ、我々政治家の出処進退というのは、自分自身の責任において決めなければならないということを常に考えておかなければならないことでございますので、そういう意味で山際大臣が判断され、総理が了解されたということではないかと思います。
 私からは、それ以上のコメントはありません。

(以上)