谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年10月3日

(令和4年10月3日(月) 9:46~9:52  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)「防災×テクノロジー官民連携プラットフォーム」の第5回マッチングセミナーが10月21日に開催される予定ですけれども、大臣が本セミナーに期待されることをお教えください。
(答)もともと防災とテクノロジーをうまく連携させるということは、大変大事なことでございますので、災害対応における自治体などのニーズと、それから民間事業者が持つ先進技術のノウハウを結び付けることを目的として、「防災×テクノロジー官民連携プラットフォーム」というものを昨年度から設置しているところであります。
 具体的には、その先進的な取組事例の紹介を行う「マッチングセミナー」の開催であるとか、常設のウェブサイトである「マッチングサイト」の開設を行い、今年9月末時点で、マッチングサイトには、自治体などで207件、事業者などで619件の登録があり、具体的な交渉が40件以上始まっていると承知しているところであります。
 今御指摘のとおり、ちょうど「ぼうさいこくたい」が10月22日・23日と神戸で行われますが、言わばそのプレイベントとして、10月21日金曜日に第5回のマッチングセミナーの開催を予定しているところです。
 そこで具体的な交渉が進展している案件の紹介であるとか、自治体と民間企業との個別相談会の開催を行い、サイトの登録数の増加であるとか、具体的な交渉案件の創出を図って、自治体などへの先進の技術の導入を図っていければと思っております。
 様々な機会があろうかと思いますが、内閣府が場を提供している、こういう「防災×テクノロジー官民連携プラットフォーム」の機会を通じて、自治体などへの先進技術の導入が促進されて、結果的に災害対応の力、迅速化・効率化が図られることを期待しているところです。
(問)ありがとうございます。あと、各地で豪雨災害が多くあって、これまで被害を受けたことのなかった地域でも起きていることが目立っているんですけれども、そうしたことに対する御感想や方針など、もしあったらでいいんですけれども、一言お願いできたら幸いでございます。
(答)今までは、豪雨災害あるいは大雨、台風は、専ら西日本が中心というふうに言われてきました。
 しかし、最近の気候変動によって、今回の8月1日からの豪雨でもそうでありますが、東北地方など、東日本でも相当そういう大雨、豪雨の被害が出てきている、珍しくなくなってきている。だから、そういう備えを、国土強靱化も含めた日本どこでも起こり得る、東日本でも東北でも北海道でも、そういう豪雨、大雨の災害は起こり得るという取組が必要だと思っております。

(以上)