谷内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年9月16日

(令和4年9月16日(金) 11:05~11:13  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私から冒頭2点申し上げます。
 まず1点目、台風第14号についてであります。
 台風第14号は、明日17日には非常に強い勢力を維持したまま、沖縄地方と九州南部・奄美地方に接近し、その後、20日頃にかけて進路を次第に東寄りに変えるため、西日本から北日本にかけての広い範囲で大きな影響を与える可能性があります。
 暴風雨やうねりを伴った高波、高潮、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
 国民の皆様には、最新の気象情報や地元自治体からの避難情報に注意していただき、早め早めの安全確保をお願いいたします。
 大変幅広いエリアでございますけれども、台風の進路が予想される地域にお住まいの方におかれては、「物の固定」や「備蓄食料、避難所、避難経路の確認」など、事前の備えを行っていただくようお願いいたします。
 また、明日から3連休を迎えますが、台風が接近した場合には、不要不急の外出を控えるとともに、海岸や河川・用水路、土砂崩れのおそれのある斜面など、危険な場所には絶対に近づかないようにお願いいたします。
 政府といたしましては、本日15時から、私も出席し、関係省庁災害警戒会議を開催し、関係機関の体制確保など対応を確認します。引き続き、災害対応に万全を期してまいりたいと考えております。
 続きまして、2点目です。本日の閣議におきまして、来年のG7関係閣僚会合の開催地の決定について官房長官から御発言がございました。
 内務・安全担当大臣会合の開催地は茨城県水戸市となりました。
 茨城県は国際会議の実績が豊富です。また水戸市は歴史のあるまちであり、日本の文化を感じていただける都市であると承知しております。
 加えて、水戸市は交通のアクセスもよく、私といたしましても、G7各国の閣僚をお迎えして国際社会の治安課題を議論するにふさわしい環境であると考えており、大変喜ばしく感じているところであります。
 開催日程については、開催の自治体等と今後調整の上、改めて発表いたしたいと思います。
 私からは、以上でございます。

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

3.資産公開に関する質疑応答

(問)資産公開されて、御自身の資産を改めて確認されてみて、御感想、所感を伺いたいのですが、いかがでしょうか。
(答)資産公開そのものは御承知のとおり、国務大臣等の就任時、または辞任時に行っているところで、その目的は、在任中の清廉さと言いますか、公正さを保ち、政治への国民の信頼を確保しようということであろうかと思います。
 加えて、大臣の場合は国会議員と違って、配偶者や扶養する家族、子供も対象に加えるなど、国会議員の資産公開法より、より厳格なものとして、一応定着をしていると思っております。今後とも、「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」に基づき、適切に対応してまいりたいと思います。
 私の資産でございますが、大してありません。面積だけは相当あろうかと思いますが、ほとんど山でございます。山で、そのうち大部分が保安林。保安林というのは御承知のとおり、評価額というのはありません。そのかわり、みだりに切ってはならない、伐採の制限等もかかるなど、所有者の思いのままに処分できないというしばりがあるので、課税標準もないということかと思います。
 兵庫の北部の実家近くの宅地、あるいは事務所、それから、前、勤めてました兵庫県庁時の自宅、今は空き家でございますが、それがあるという程度ございます。

(以上)