小林内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年3月29日

(令和4年3月29日(火) 8:52~8:55  於:参議院本館3階 内閣記者会3)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)ロシア国内の話になりますけれども、ロシアの科学者が、国際学会ですとか国際誌での発表を国から制限されているような動きがあります。時代と逆行するような動きと見受けられますけれども、ウクライナ侵略が科学者に及ぼす影響というのは避けられない状況になっていますけれども、この件について所感があればお願いします。
(答)ご指摘のような報道があることは承知しています。一般論として申し上げますと、先端的研究を始めとして、研究活動というのは国際的な頭脳循環の中で活性化されていくものでございます。また、オープンサイエンスと呼ばれる研究のオープン化、また国際化によって、研究の成果についても国際的にも開かれていることが活力ある研究システムの実現のためには重要だと考えています。科学技術政策担当大臣として、ロシアの科学技術政策の動向を引き続き注視していきたいと考えます。
(問)4月1日付で研究開発法人等の理事長が新しくなられますけれども、例えば橋本(和仁)先生はNIMSの任期を1年残してJST理事長になられるとか、五神(真)先生(は理化学研究所理事長に就任)とかいろいろありますけれども、直接なご所管ではないですが、小林大臣のお考え、期待とかあれば、お聞かせ願いたいと思います。
(答)まず、それぞれの研発法人で、これまでご尽力されてこられた多くの方々には感謝を申し上げたいと思います。また、新たに就任される、今、名前の出た橋本先生や五神先生、個人的にも存じ上げておりますけれども、非常に卓越した識見を、また経験をお持ちの方ですので、我が国の科学技術力の発展のためにご尽力いただくことを期待します。

(以上)