小林内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年2月15日

(令和4年2月15日(火) 9:20~9:23  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)医療用アイソトープについて教えていただきたいんですけれども、がん治療などに結構使われているんですが、国内需要のほとんどは海外に依存していて、JRR-3が稼働してからは、大体3割くらいは国内で賄えるようになったんですけれども、一方で定期点検なんかでJRR-3を動かせないときは供給できないと。こういう現状について、健康・医療、経済安全保障、原子力委員会担当大臣としてはどのようにお考えでしょうか。
(答)医療用RIの国内製造、あるいは安定供給体制の確立につきましては、我が国の医療体制の充実だけではなくて、今、ご指摘されたように、経済安全保障の観点からも極めて重要な政策と認識しておりまして、昨年11月に原子力委員会の下に専門部会を設けまして、今、議論をしていただいているところでございます。
 この専門部会では、医療用を始めとするRIを製造するための研究開発に始まって、放射線医薬品の実用化、サプライチェーンの確立、そして医療現場での活用に至るまでの取組がシームレスにつながっていくように、克服すべき課題や必要となる対策などにつきまして現在議論を行っていただいておりまして、今春、アクションプランを取りまとめていただく予定でございます。
 この医療用RIの製造・利用がしっかりと進んでいくように、引き続き関係省庁とも連携しながら、この議論というものを深めていきたいと考えています。

(以上)