二之湯内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年7月29日

(令和4年7月29日(金) 10:46~10:49  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 まず、私から冒頭、青森県視察について申し上げます。
 来週8月1日月曜日、青森県を訪問いたしまして、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震に係る防災対策の取組について視察を行います。
 おいらせ町の津波避難タワー、八戸市みなと体験学習館といった、積雪寒冷等の地域特性を踏まえた取組が進められている現地の状況を確認する予定です。
 また、八戸市役所を訪問し、熊谷八戸市長らと巨大地震対策について意見交換を行う予定です。
 視察で確認した現地の状況も踏まえながら、巨大地震に係る防災対策を推進してまいりたいと思います。
 視察の詳細については、事務方にお尋ねいただきたいと思います。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)北海道十勝圏活性化推進期成会が日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震対策に関する要望を行ったとのことですけれども、その受け止めについてお聞かせください。
(答)昨日28日、地元選出の中川郁子衆議院議員と一緒に、北海道十勝圏活性化推進期成会の広尾町長、陸別町長、大樹町長が訪問され、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震対策について、積雪寒冷等の地域特性に配慮した地域指定、あるいは防災対策の推進に必要となる財源確保などの要望をいただきました。
 こうした巨大地震から国民の生命と財産を守るため、防災・減災、国土強靱化の取組を強化していくことは喫緊の課題であると考えております。
 このため、今年6月に改正された日本海溝・千島海溝地震特措法に基づきまして、積雪寒冷等の地域特性を踏まえ、関係自治体の意見を丁寧に聞きながら、速やかな地域指定を行うとともに、ハード・ソフトの具体的な取組に対して、関係省庁等と連携しながら財政面も含めた支援を行うなど、引き続き、全力で防災対策を推進してまいりたいと思います。
 地元の方も巨大地震の到来ということを大変心配されておりますから、地域の皆様方の声に寄り添って頑張ってまいりたいと、このように思っております。

(以上)