二之湯内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年5月13日

(令和4年5月13日(金) 16:20~16:23  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)本日、日本海溝・千島海溝の巨大地震を想定した特措法が参院の本会議で可決、成立しました。今後、政府が中心となって防災対策を推進していくことになりますが、成立に際して改めて大臣の御所感、今後の取組についての御見解をお伺いできればと思います。
(答)日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震についての被害想定が先日発表されました。そして、いかにしてその被害を最小に抑えるかということは、非常に大きな課題になっております。特にこの地域は積雪寒冷地帯でございまして、津波から人命を確保するということが非常に重要なことであります。
 本日成立した、日本海溝・千島海溝地震の特措法の改正は、津波からの避難場所や避難経路の整備費用に対する国の補助率の嵩上げで、2分の1から3分の2。それから避難場所の整備等に当たって、積雪寒冷地域における必要な機能が確保されるような特別な配慮をすべき旨を定めた規定で、特に寒さ対策です。そういった津波避難対策推進のためのこの措置等が盛り込まれた、大変有意義なものと認識しております。
 内閣府としては、本法の内容に基づいた地域指定、この地域というのは早い時期に津波が襲ってくるような地域ですが、この指定とか、それから計画策定等を早期に進めて、関係省庁や自治体等と連携しながら、全力で防災対策を推進してまいりたいと、このように思っております。

(以上)