二之湯内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年1月11日

(令和4年1月11日(火) 10:42~10:44  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)首都直下地震の帰宅困難者対策について、帰宅の可否を3段階で通知する検討のお話がありましたが、検討の状況と大臣のお考えを教えてください。
(答)従来、そういう首都直下地震が起きた場合に、3日間一斉帰宅をするのを留めて、一時滞在施設等にいてくださいという抑制をしておったんですが、近年、この間の千葉県北西部における駅周辺の滞留者の状況を見たり、あるいは鉄道のほうの耐震化というのがかなり進んでおりまして、そういう面を考えますと、少し見直す必要があるんじゃないかというようなことで、今、検討委員会で検討をしていただいているところでございます。
 今、申しましたように、公共交通機関の復旧状況とか、あるいは周辺における滞留者への対応方策など、これから検討していくと、こういうことでございます。
 今年の夏ごろをめどに、対応方針を取りまとめていきたいと、このように思いまして、現在のガイドラインの改定を進めていく、こういう考え方でいきたいと思っております。
 私は先ほどもいろいろと話をしておったんだけれども、当初の72時間も数百万人の人がどこに滞在しようと思っているのかというのがやや実務的でないと、このようなことを言っておりましたので、これも有識者の方も当然そういうことがよく分かりましたもので、もう少し現実的な対処方針をこれから考えていただくと、このように思っております。

(以上)