二之湯内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年12月3日

(令和3年12月3日(金) 11:01~11:05  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 山梨県と和歌山県における地震についてのご報告を申し上げます。
 本日、6時37分に山梨県東部・富士五湖を震源とする地震が発生し、山梨県大月市において震度5弱が観測されました。また、9時28分には紀伊水道を震源とする地震が発生し、和歌山県御坊市において同じく震度5弱が観測されました。
 政府においては、どちらの地震についても直ちに官邸情報連絡室を設置し、情報収集を行っております。10時時点で、人的被害は報告されておりませんが、引き続き迅速な状況把握に努め、災害対応に万全を期してまいります。
 また、揺れの強かった地域では、今後1週間程度、最大震度5弱程度の地震が発生する可能性がありますので、今後の地震活動に注意をしていただきたいと思います。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)野党第一党の立憲民主党の代表に、大臣と同じ京都選出の泉健太さんがなられました。それに関しての受け止めと、6日から臨時国会が始まるわけですが、新しく枝野さんから泉体制に代わった野党第一党の立憲民主党に対して、どのような論戦を望まれるのか、内閣の一員としてよろしくお願いします。
(答)まず、同じ京都選出の泉さんが野党第一党の党首となられたことを心よりお喜び申し上げたいと思います。個人的に非常に親しいという関係ではないですが、非常に明るい、さっぱりした人なので、新しい立憲民主党の代表として期待されるのではないかと思っております。
 ただ、先の衆議院選挙におきましてもよく言われているように、共産党との共闘ということで、なかなか、今後、これからの共産党との共闘の在り方について、進めていくことは大変困難があるのではないかと思います。特に、この京都においても、先だっては、もちろん泉さんの選挙区、山井さんの選挙区では共産党が対立候補を立てなかったということで、一応立憲民主党と共産党との共闘はうまくいったという、そのような事例がございますが、更に来年は京都府知事選挙、そしてまた次に京都市長選挙があり、いつも共産党は単独の候補者を立ててくるということでございますので、野党第一党の党首であり、国政政党の党首でありますが、なかなか地方の政治においては、地元の最高責任者として、共産党との共闘については、かなり難しい局面が予想されるのではないかと思っております。
 さらに、私は、大臣という立場を離れて、個人的には、健全な野党の存在は、与党においても是非とも必要な存在でありますから、非常に建設的な質問がどしどしとされるということを期待しております。

(以上)