二之湯内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年11月26日

(令和3年11月26日(金) 11:20~11:24  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 まず、私から冒頭、軽石について申し上げたいと思います。
 実は、私は今夜の最終便で、軽石について、10月以降、鹿児島県や沖縄県の港湾や海岸などに対して漂流・漂着して大きな被害をもたらしているということを受けまして、地元自治体などによる除去作業の実施とか、関係省庁からの都道府県や海運事業者等に対する注意喚起を行ってきたわけでございますが、そういういろんなお話を伺うために奄美大島に行きまして、そして軽石の状況について現場を確認すると。「百聞は一見にしかず」ということで、地元に入りまして、鹿児島県知事とか地元自治体のトップの方と意見交換を行ってまいりたいと思います。
 軽石については、やや収まりかけたと申しますけれども、引き続き政府としても地元のほうの支援に力を尽くしていきたいと、こういうことです。それと、岸田総理が、できるだけ防災担当大臣や、いろんな大臣が所管の問題について現場に赴いてじかに話を聞いてこいと、こういう一環で行くようになりました。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)首都直下型地震帰宅困難者等対策検討委員会が開催されるようになった背景と、初会合を経た上での大臣の今後の対策に対する思いなどをお聞かせください。
(答)首都直下型地震の発生に伴う帰宅困難者対策については、これまで一斉帰宅を抑制していた、72時間以内はできるだけ動かないでくださいと。となりますのは、皆さんが家に帰ろうとして橋に集中するとか、道路に集中して、かえって混乱を引き起こして事故の原因になると、こういうことで抑制をしておったわけでございます。
 今回の地震、いわゆる千葉県北西部の地震を受けて、鉄道会社の復旧、耐震化が非常に進んでおると、こういうこともございました。それから、駅周辺に非常に人が滞留したと、こういうこともございます。だから、それほど大きくない地震の対応というものをどうしたらいいかと。こういうことが新しい問題として出てきたもので、こういうことについて検討会を立ち上げて、いろんなこれから問題点について明らかにしていきたいと、こういうことだと思っております。

(以上)