山際内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年7月5日

(令和4年7月5日(火) 9:18~9:24  於:中央合同庁舎8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

(冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)2点お願いします。まず1点目からお伺いしますが、青森県八戸市での街頭演説で、大臣が野党の話は政府は聞かないという趣旨のご発言をされたということですが、この発言をされた真意についてお伺いしたいのと、昨日、官房長官から注意を受けたということですが、その受け止めをお願いします。
(答)これは私も常々申し上げているように、政策を立案して実現、実行していくためには、何よりも地域の声、あるいは一人一人の国民の声をしっかりと聞くということが重要だということは申し上げ続けてまいりました。
 そのことで、その地域の候補者の方が、しっかりその地域の方々からご意見を賜りながら、それを国政に反映させていただきたいと、いってみればそれを強調するという文脈の中で誤解を招くような発言になったということでございまして、誤解を招くことがないように、慎重に慎重を期してまいりたいと思っております。
(問)官房長官から注意を受けたことに関しては、何かございますでしょうか。
(答)官房長官から、国民の皆さんに対して誤解を招くことがないように慎重を期するようにとご注意がありましたので、それに基づいて、注意して丁寧に発信をしてまいりたいと思います。
(問)2点目ですけれど、スタートアップの支援に関してお伺いしたいんですけれども。政府としては司令塔機能の強化ということは既に打ち出されていますが、これに関連して、スタートアップを支援する担当大臣の設置などについてお考えがあるのかどうか。また、新しい資本主義担当大臣が兼務されるのかどうかという点についても併せてお伺いしたいのと、スタートアップの支援に関して、税制ですとか規制緩和などを含めて、そういった支援策の検討についてはどのような状況か併せて教えていただければと思います。
(答)これは、先般お示ししました新しい資本主義実行計画の中でお示しをしたものの作業を今、やっているというところでございまして。その中でお示ししたことだけ少しだけご説明すると、この年末までに五か年計画をしっかり作っていくということ。その際には、もちろん五か年計画ですからしっかりと作らなくてはいけないのですが、司令塔機能というものを強化させなくてはいけないということもその中に入っておりますので、それらの作業を今やっているというところになります。ですから、何か今の段階で決まったことがあるというわけではありません。
(問)確認ですが、青森の発言については撤回するということなのか、特に撤回はしないで、誤解だという認識なのか、それを教えていただいていいですか。
(答)これは官房長官からもご注意がありましたように、国民の皆さんに対して誤解を招くことがないように、慎重に慎重を期して発言は丁寧にしていくということでございますので、それをこれからも心がけたいと思います。
(問)確認ですが、撤回はしないということでいいんですか。
(答)繰り返しになりますが、官房長官のご注意のとおりに、丁寧に発信をしてまいりたいと思います。
(問)今、新型コロナですが、少しずつ増えてくるような傾向が見られているような地域もございまして、東京で警戒レベルを上げたりしております。大臣として今の受け止めと、今後どのように対応していくかを改めてお願いできますでしょうか。
(答)現段階においては、日々、新規陽性者数が漸増しているという状況にあるという認識にございます。先週になりますが、厚生労働省のADB、アドバイザリーボード等々でもその指摘がございました。
 我々政府としては、これまでも最大限の警戒をもって今の状況というものを見ておりますが、その最大限の警戒ということを解くことなく、今の状況というものを注視していかなくてはいけないと思っております。
 要因等々の分析も同時にやっていかなくてはいけないと思いますし、また医療提供体制の強化等々も含めて、政府としてやらなくてはいけないことというのも先般も少しお示しをしました。それに従ってしっかりと準備をする、あるいはしっかりと対応するということが大事だと思いますので、それを続けていきたいと思っております。
 ありがとうございました。

(以上)