山際内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年5月27日

(令和4年5月27日(金) 8:40~8:43  於:衆議院本会議場議員食堂側)

1.発言要旨

(冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)大臣、3点お伺いします。昨日、岸田総理が、海外からの観光客の受け入れを表明しました。これの日本経済に与える影響についてまず1点です。
 2点目は、海外からの入国者数の上限の撤廃を求める声が経済界からも上がっていますが、早期撤廃の開始に向けて、日本経済への影響等を考えた時に、大臣としてどのようなスピード感で緩和を進めていくべきとお考えか、こちらが2点目。
 最後、海外から観光客を受け入れる一方、国内でのGo To再開についてはまだ決まっていません。Go To再開について、経済再生とコロナ対策、この両立を図る上でどのように今後進めていくべきとお考えでしょうか。以上、お願いします。
(答)水際対策を少し緩和するということは、当然、これは日本の経済を活性化させるためにやることなので、正常化に向けて確実に一歩を踏み出すということだと思っております。
 ということなので、2つ目の質問に対しては、我々はかねてから申し上げているように、やみくもに何か物事をするということは今まで一度もやっていません。ですから、感染状況等々をきちんと見ながら、あるいは内外の差等々もしっかり見ながら、段階的に水際の措置を緩和するということを今までやってまいりましたので、これからもその姿勢で臨みたいと思っております。
 もちろん、気持ちとしては一日も早く正常化してもらいたいというのは、これは誰しも同じ気持ちだと思いますが、そこに向けて進んでいくためにも、確実に一つ一つ確認しながら進めないと、また逆戻りするようなことにもなりかねませんので、そこはしっかり段階を踏んでやってまいりたいと思っております。
 そして、最後のGo Toに関してですが、Go Toは、もちろんしかるべきタイミングでというのも総理はお考えだと思います。それも2番目の質問に対しての答えと同じで、一つ一つしっかりと今起きている状況を確認しながら、適切なタイミングでGo Toも再開するということになると思います。
(問)今のお話の関連ですが、感染状況について、ゴールデンウイークが明けてから間もなく3週間経ちますが、大きな全国的な爆発がないまま最近は減少が続いているかと思いますが、これを平時に一歩近づいたと認識を持っていいのか、お伺いしたいです。
(答)間違いなく平時に向かって確実に一歩一歩近づいていると、そう我々も認識しております。
 感染者数だけでものを見ているわけではありませんが、感染者数の話だったので、今週、先週比を見ても1を切るような状況になってきていますから、今の状況がそのまま続いてくれることを願っておりますし、また、まだ最大の警戒をもって当たっておりますが、移行期として平時に向かって確実に進んでもらえるものと、そう期待をしております。
 これは相手が病気なので、どう進むかを、明日こうなりますということは言えませんが、その方向に進んでいると認識しています。
 ありがとうございました。

(以上)