山際内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年11月24日

(令和3年11月24日(水) 10:35~10:40  於:中央合同庁舎8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

(冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)大臣は月曜日に車座で、いろいろITのテック系の方とお話しされて、どう政策に生かしていくのかというのをお尋ねしたいのと。もう一点、円安が進んでいるのだけ、どのように経済に。この2点をお伺いします。
(答)円安に関しては、本当に紋切り調のお答えで大変恐縮ですが、為替のことを私が発言するのは控えておりますので、それはご了承いただければと思います。
 車座の話は、もちろんこの岸田内閣において最も重要な成長戦略の中の柱の一つです。それが今回、テック系という話がありましたが、特にバイオ、あるいはメディカル、その方々との話をさせていただいたわけです。
 その中で、政府が持っている問題意識といいましょうか、何をやらなくてはいけないかと思っていることと、現場で汗をかいていらっしゃる方々の意識というものが、方向性として非常に一致しているということをきちんと確認させていただきました。
 当然、人材に対しても、我々は資本を投下して人材育成に努めていかなくてはいけないと思っていますが、そこからイノベーションを起こしていく上で、どうしてもスタートアップ支援というのも必要になります。スタートアップを支援しようとすれば、様々な要素が必要になってまいりますので、今回、お邪魔させていただいた場所は、まさにその場を提供するところに行かせていただきました。その場を提供することによって人材が集まってきて、そこで化学反応が起きてイノベーションも起こり、そしてそこからスタートアップが生まれ、そのスタートアップを我々としてどう支援するかという議論をさせていただいたわけです。
 ですから、もちろん我々としては、今回の経済対策の中でもスタートアップを支援するというメニューはしっかり入れておりますので、それをしっかり利活用していただきながら、共に進んでいくものという話だったということです。
(問)最初の質問とちょっと重なりますが、マーケット全般について伺いたいのですが。海外投資家で、素人っぽい人から見ると、アベノミクスというのは円安政策という雑な理解があったんですが。今、円安とともに最近、株安が進むようになっていることについて、大臣としてどう解釈されているかお願いします。
 あと、2つ目は、石油価格対策などで、円高誘導というのは政策ツールとしてあり得るようにも思うのですが、この岸田政権ではあり得ないのか。その辺、円高誘導の可能性について、庶民目線で。
(答)これは大変恐縮ですが、どちらも方も言及しづらい話です。
 もちろん、様々な現象が起きているということは全て我々としては承知しております。もちろん、為替の変動に関しては、様々な要因がありますから、何か1つのことで云々ということではなくて、それら全てのことを我々としては注意深く見ていくということだと思います。
 ですから、そういう中で適正なマクロ経済運営というものをしていかなくてはいけないという思いでこれからも当たってまいりたいと思いますので、直接的に為替に関して何か働き掛けをするかどうかというご質問に対しては、言及は控えさせていただきたいと思います。
 ありがとうございました。

(以上)