野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年10月12日

(令和3年10月12日(火) 9:16~9:21  於:衆議院本館2階 議員食堂)

1.発言要旨


 私の方から御報告があります。10月15日に第8回「孤独・孤立に関するフォーラム」を開催する予定ですので、お知らせいたします。
 第8回フォーラムは中高年層、相談しにくい層へのアプローチということをテーマにし、孤独・孤立の課題に対応されているNPOや学識経験者の方々等、7名に御参加いただきます。実際に支援活動に取り組まれている方々等から直接現場の声をお聞きして、今後の政策立案に生かしていきたいということです。
 詳しいことは事務方に御確認ください。

2.質疑応答

(問)子ども政策担当相として伺います。昨日、大臣も出席した「子ども・子育て会議」の中で、保育士の処遇改善を求める声が多数の委員から出ました。保育士の収入増については岸田総理も掲げていますけれども、野田大臣の受け止めと今後の対応について教えてください。
(答)昨日、残念ながら途中、他の仕事で中座したのですけれども、その後、非常に活発な御意見や提言をいただいたということで、すごくうれしく思っています。
 今ありました、保育士の処遇については以前から、そして岸田総理も総裁選からずっと公定価格については言及されていますし、大変熱心に取り組んでおられますので、しっかりとその声を受け止めて形にしていきたいと思います。山際大臣がその担当でいらっしゃると思うので、しっかりと意見を擦り合わせながら進めていきたいと思います。
(問)2つお伺いしたいのですが、1つは現金給付についてです。昨夜、総理はテレビ番組で現金給付について行うべきだと前向きな考えを示されました。公明党は高校3年生まで10万円ということで、こうした給付への対象、金額について大臣のお考えを改めてお伺いしたいのと、もう1点、靖国神社の秋の例大祭に行かれるかどうか、参拝されない場合は真榊の奉納をされる予定があるかどうかも教えていただけますか。
(答)まず、総理の御発言で現金給付について、今、この新型コロナウイルス感染症の有事の際に生活が大変苦しい方がたくさんいらっしゃることは事実でありますから、必要なところへ必要な生活を支えるための現金というのは給付されるべきだと思います。その対象については様々な御意見があるので、友党、公明党の御意見も踏まえつつ、総理の方でしっかりおまとめされると思っています。
 靖国神社につきましては、例大祭は出席いたしません。真榊(の奉納)もありません。これは別に今回に限ったことではなくて、今までそれをしていません。
(問)拉致問題を巡る立憲民主党の生方議員の発言についてお伺いします。先月、生方議員が出られた市民との対話集会で、「拉致被害者はもう生きていない」という、「生きている人はいない」ということを発言したとして家族会から抗議を受けて、本人もその発言を認めていますが、拉致問題は政府を挙げて取り組んできたことだと思いますけれども、閣僚の一人として大臣の受け止めをお願いします。
(答)枝野さんの言葉をお借りして、本当に驚愕しているし、激怒しています。他党のことですから、あまりコミットしてはいけないのかもしれませんが、一国会議員としてはやはり自分の目で確認していないことに対して言葉にすることは絶対あってはならない、私はそう思っています。

(以上)