山際内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年11月10日

(令和3年11月10日(水) 9:37~9:42  於:中央合同庁舎8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

(冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)先ほどの閣議で内閣総辞職となりまして、ただ岸田総理としては、閣僚のメンバーについて外務大臣を除いては再任する意向です。なので、今、岸田政権が取り組んでいる政策についても今後も継続性を持って取り組まれていくと思うのですが、山際大臣は就任されて1カ月ちょっとで、ここまでの岸田政権の取り組みをどのように見ておられますでしょうか。
(答)岸田総理がご自身で常々おっしゃっているように、国民の声を聞く、この姿勢をいかに、姿勢だけではなくて実効性のあるものとしてやるかというのが、まずこの1カ月間大事だったと思っております。もちろんこれはこれから先もずっと大切なことですが、しかしそこが岸田政権あるいは岸田総理にとって非常に重要な点だということもあって、これは閣僚全体で国民の多くの声を聞くという努力を我々はしてきたつもりです。
 それに基づいて、様々な課題に対してスピード感を持って解決するために動くと。それがセットで非常に必要なことだという認識ですので、それを必死になってやってきた1カ月だったなと振り返ります。まだ1カ月と言うべきなのか、もう1カ月と言うべきなのか、とにかく全員野球で必死になって動いてきた1カ月だったなと。感想を述べよと言われればそんな感じだと思います。
(問)昨日、全世代型社会保障会議で公的価格の検討委員会が開かれたと思いますが、資料の中でも、看護師だとかいろいろターゲットとしているところが平均に比べてやはり給与が低いと。どれぐらいの引き上げ幅を目指して政府として議論していくのか、大臣のイメージを教えてください。
(答)正直申し上げて全く決まっておりません。昨日、キッフオフしたところなので、それを議論していただくために公的価格の評価をするための委員会を作って、そこで専門家の皆さんにご議論いただくということなので。私どもがその前に予断を持って、こういう形だという方向性を持っているわけではありませんが、時期は年内にもきちんと中間報告という形で出せということが総理からご指示が出ておりますので、そのスケジュール感を持って進んでいきたいとは思っています。
(問)一部報道でも出ていますが、ワクチン3回目の接種について、職域接種でも行う、一部の報道では来年3月にも行うという話が出ています。今週にはコロナ対策の全体像をまとめられると思いますが、現時点で決まっていることを教えていただければと思います。
(答)すみません。現時点で決まっていることは全体像を示すというところまでです。ですから、ワクチンに関しては、当然、これが滞りますと、コロナウイルス感染症を低く抑え込むということにマイナスになるということは明白ですので、必要な分が必要な時期に適正に必要な国民に対して当てはまるように、それはきちんとやりたいと思っておりますが、現段階において示されていることは、12月から始めたいということを総理がおっしゃっていますので、そこまでだとご理解いただければと思います。

(以上)