棚橋内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年9月28日

(令和3年9月28日(火) 11:13~11:17  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 まず、私から冒頭、台風第16号への対応について申し上げます。
 台風第16号は、10月1日ごろに非常に強い勢力で伊豆諸島にかなり接近するおそれがあります。台風の進路によっては、伊豆諸島以外の東日本太平洋側、北日本太平洋側でも暴風となるおそれがあります。また、台風の接近により、10月1日ごろには東日本太平洋側と北日本太平洋側で大雨となるおそれがあります。国民の皆様には最新の気象情報や地元自治体からの情報に注意していただき、早め早めの安全確保をお願いいたします。また、台風の進路に近い地域の方は、「物の固定」や、「備蓄食料や避難所、避難経路の確認」など、事前の備えを行っていただきますようお願い申し上げます。
 政府といたしましては、本日13時から、私も出席し、関係省庁災害警戒会議を開催し、関係機関の体制確保など対応を確認いたします。引き続き災害対応に万全を期してまいります。
 続きまして、令和3年8月の大雨による災害に係る激甚災害の指定についてご報告申し上げます。
 まず、先般の令和3年8月の大雨による災害におきまして、改めてお亡くなりになられた方々のご冥福と、そして被害を受けられた全ての方々に、またお亡くなりになられた方々のご遺族にお見舞いを申し上げます。
 本日の閣議において、令和3年8月の前線等に伴う大雨による一連の災害について、激甚災害に指定する政令を決定いたしました。適用措置につきましては、既に「指定見込み」として公表しておりますが、農地等の災害復旧事業等の特例については地域を限定しない本激として、公共土木施設の災害復旧事業等の特例については、島根県西ノ島町及び隠岐の島町を局激として、中小企業の災害関係保証の特例につきましては、佐賀県武雄市及び大町町を局激として指定いたします。この政令については、10月1日の公布・施行を予定しております。
 被災された自治体や事業者の方々におかれましては、財政面や資金面に不安を抱くことなく災害復旧に取り組んでいただけますよう、万全を尽くしてまいりたいと思っております。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)