坂本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年9月28日

(令和3年9月28日(火) 11:02~11:08  於:中央合同庁舎第8号館1階S108記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)自民党総裁選について伺います。改めて坂本大臣が河野大臣を支持する理由をお聞かせください。また、坂本大臣自身、今回は公務を行いながらの選挙戦でしたが、ここまでの受け止めをお願いします。
(答)この1年、菅内閣の一員として河野さんと仕事をやってきて、非常に率直に物を言われる、そして決断が速い。更には自分が言い過ぎた、あるいは過ちであったというときは素直に反省をされるという政治に対する愚直さといいますか、そういうものがこれからは大切になってくるだろうというふうに思いました。
 それから、自民党の今の体質にしても、国会のあり方にしても、少しやはり変えていかなければいけないところもあるというふうにも思っております。それを非常に厳しい形で発言をされる。それがいろいろな誤解も生んでいるわけですけれども、党あるいは国会運営に対してはやはり耳を傾けるところはあるというふうに思っております。
 そういうことを考えながら、それから菅政権の一員としてやってきたということ、菅政権がやろうとしてきた政策は引き継いでいけるというようなことも含めて、河野さん支持というのを自分で固めたところです。
(問)支持する中で河野大臣を応援する選挙戦について、公務を進めながらのこれまでの活動を振り返って、受け止めをお願いします。
(答)河野さん自身が公務に非常に厳しくて、ワクチン担当であるのでこれはできない、そういうところまではできないということを選対本部でも言われていました。ですから、私も公務に対してはまず公務優先ということを貫いてまいりました。
 昨日も午前中は宮中行事、あるいは午後は(孤独・孤立対策連携)プラットフォーム(準備会合)、それぞれのNPO団体の集まり、こういったものがありましたし、決起大会のときもNTT東日本への視察がありましたので、こちらを優先して決起大会に5分弱ぐらい遅れて到着したということもありました。
 ですから、公務をしながら、公務優先をやりながらこの総裁選をやるというのは非常に難しく厳しいことだなというふうに思いましたけれども、そこは河野さんの厳しい姿勢をやはり見習ったという一面もあります。
(問)関連してお伺いします。さっき大臣が国会運営に対してあり方をいろいろ考えないといけないと。これは国会のどういうことを指していますか。
(答)以前に河野さんが、常に総理が出席しなければいけないのかとか、やはり同じようなメンバーがずっと揃っていなければならないのか、非効率ではないのか、もう少し実のある論議というものができないのかというものを何度か投げ掛けられたところがあります。
 しかし、私も国会対策委員の副委員長あたりをやっていて、やはり与野党でこれまで積み上げてきたことなので、そう簡単にそれは崩せることではないというようなことで考えていたというところもあります。そういったところをやはり少しずつ変えるべきところは変えるところがあるのではないかなというような気もします。
(問)これまでの河野大臣の支持の広がりについて、どのように見ていらっしゃいますか。
(答)先行逃げ切りで、私が事務総長になったときは1回目の投票で決めましょうというようなことだったのですが、やはりなかなかそこは厳しくて、党員投票についてもなかなか急激な伸びというのが見られない。それから、議員票についても連日いろいろな情報が入ってきて、ひっくり返された、ひっくり返した、こういった連続でありましたので、非常にやはりプレッシャーも感じました。
 ここに来て厳しい情勢もありますし、一方でそれを跳ね返すだけの最後の力を振り絞らなければいけないなというようなことも思っています。

(以上)