坂本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年8月10日

(令和3年8月10日(火) 11:01~11:05  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 私の方から2件ご報告をいたします。
 地方創生テレワーク交付金における第2回募集の交付対象事業の決定についてご報告いたします。新型コロナウイルス感染症を契機として、地方創生は大きな転換点を迎えつつあります。まず、感染症の拡大に伴い、東京一極集中のリスクが改めて認識されました。一方で、テレワークが普及し、地方でも都会と同じような仕事ができるのではないかといった人々の気付きも生まれています。こうした問題意識を背景に、東京一極集中を是正し、人の流れを生み出すため、令和2年度第3次補正予算として100億円を確保し、地方創生テレワーク交付金を創設いたしました。第2回目の募集について、4月30日から6月11日まで地方公共団体から事業の申請をいただき、審査の結果、54団体の事業に対し13億円の支援を決定しました。地方公共団体の皆様が新型コロナウイルス感染症対応に追われる中、第1回目の募集に引き続き今回も全国各地から申請をいただきました。交付対象として決定された地方公共団体におかれては、サテライトオフィス等の施設整備や民間のコワーキングスペース等の開設支援等を着実に進めていただくとともに、地方への新しい人の流れを加速しながら、地方分散型の活力ある地域社会を実現していただくことを大いに期待しています。なお、今後、3回目の募集については、9月中旬を締め切りとして行う予定でございますが、2024年までにサテライトオフィスの整備等による企業進出や移住の推進に取り組む地方公共団体を1,000団体とすることを目指しておりますので、地方公共団体におかれましては、是非積極的に申請を検討いただきたいと考えております。詳細については事務方にお問合せください。
 それから、8月19日に第5回の「孤独・孤立に関するフォーラム」を、初の地方開催として神戸市で開催することとなりましたのでお知らせします。なお、昨今の感染状況を踏まえ、私はオンラインにて出席する予定です。今回は「人・地域をつなぐために」をテーマとして、神戸市及び神戸市内各種団体による取組状況や今後に向けた課題について意見交換を行います。詳しくは事務方にお尋ねいただきたいと思います。

2.質疑応答

(問)靖国神社参拝に関してお伺いします。8月15日の終戦記念日に参拝される予定やお考えはございますでしょうか。また、15日は日曜日であることから、15日の前後に参拝されるご予定はありますでしょうか。また、そのご対応の理由も教えてください。
(答)その予定はありません。真榊もありません。
 その理由のコメントについては、ここでは差し控えさせていただきたいと思います。
(問)孤独・孤立の関係でお伺いします。今回、神戸市で初のフォーラム開催ということですけれども、何故神戸市を選ばれたのかをもう少し教えてください。
(答)神戸市の場合には、孤独・孤立担当の部門を置いて、それから局長級の人材も置いております。それと、非常に神戸市はこういった民間活動が活発であるということもありまして、まず神戸市で開くということにいたしました。

(以上)