坂本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年7月20日

(令和3年7月20日(火) 15:02~15:05  於:中央合同庁舎第8号館1階S101・S103記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)今日、午前中にありましたオーストラリアのリチャード・コルベック担当大臣との面会について、どんなことを話し合われたのかということを改めて教えてください。
(答)オーストラリアの、これは高齢者・介護サービス・スポーツ担当大臣ということで、スポーツ担当大臣ということでオリンピックの方に来られました。
 中身は高齢者対策がほとんどでした。日本と同じようにオーストラリアの方も高齢者の孤独・孤立が非常に問題になっていると。自殺についても増えはしないけれども、やはり非常に深刻であるということをおっしゃっていました。
 それから、今度のコロナによる高齢者の死者の75%が老人ホームでのクラスターによって発生していると。これは大きな問題となっているということをコルベック大臣は言われました。
 そういうことで、今後、日本といろいろ協力しながら、日本は高齢化についてはオーストラリアよりも遥かに先を行っているので、いろいろと協力しながら対応策を考えていきましょうということをお話ししました。
 オーストラリアには「メンズシェッド」という、男性の小屋といいますか、これが発祥の地ですけれども、これは高齢者の男性の方々が日曜大工をしたりとか、それから何かの趣味で集まる場を国がつくるというものですけれども、オーストラリアは発祥の地で、オーストラリアからイギリスとかスウェーデンとか、その他の所に広がっていったわけですけれども、このことについて一生懸命、あまり予算を必要としなくて効果があるものだというようなことは言っていらっしゃいました。
 私たちもしっかりその「メンズシェッド」については参考にしながら、今後もどういうふうにしていくか検討していきたいと、いろいろ教えてくれというようなことを私の方から言ったところです。そういうことを約45分間、お話しました。

(以上)