坂本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年7月13日

(令和3年7月13日(火) 11:46~11:51  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 1件ご報告をいたします。
 7月16日金曜日に「第27回まち・ひと・しごと創生会議」を開催いたしますので報告いたします。5月17日付で有識者委員の改選があり、今回は新たな有識者委員をお迎えして開催する最初の創生会議となります。今回は有識者委員の皆様から、これまでの取組やご経験に基づく地方創生へのご意見を賜ることとしております。今後の地方創生を進めていく上で有意義な会議となることを期待しております。
 詳細につきましては、事務方にお尋ねください。

2.質疑応答

(問)石川県への視察について伺います。視察中のぶら下がり会見で、大臣は農業資源と観光資源を活かした地方創生の施策を検討したいと述べられましたが、今のところ具体的にどのようなことを検討されていますでしょうか。
(答)農業資源では、特に農業機械等のコストを抑えることを皆さん強調されました。そういうことが果たしてどういう形でできるのか考えていきたいと思っております。
 観光資源は、それぞれの地域でいろいろな観光資源があるわけですけれども、やはりコロナでかなり厳しい状況にあるということを改めて身をもって感じました。そういうアフターコロナに向けて、どういうふうな観光をつくり上げるのか。どういうふうに資源を再活用するのか、これからまた考えていきたいと思っております。
(問)大臣に直接には関係ないかもしれませんけれども、西村大臣が金融機関とかお酒の販売をしている事業者に対して働きかけを行うような発言があって、これには金融機関とかお酒の事業者だけじゃなくて、自民党内からも批判の声が出ています。
 これを閣僚の一人としてどういうふうに受け止めているのかというのと、あと大臣は国会議員として議連の役職をたぶん務められていらっしゃると思うんですが、この西村大臣の発言の受け止めをお願いします。
(答)大臣の発言につきましては、ご本人も説明されていると思います。私としては、時短協力をいただいている店に対してしっかり協力金をお届けできるよう、国として対応していくということで、発言そのものについてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
 ただ、酒販組合の方の酒販の政治連盟の役員もしておりますので、酒販の組合の方からは、その日の朝、電話はございました。こういうことで自民党に抗議をしたいと思うというような電話は、酒販の方の事務局長の方からありました。
(問)そういう板挟みの状態に大臣はなっていると思うんですけれども、その状況について難しいと思いますけれども、コメントをいただければと思います。
(答)酒販の方の役員もしておりますので、そこは今後、その酒販の皆さま方がある程度納得いくようなそういう対応を取りながら、時短の協力要請、これをしていかなければいけないというふうに思っております。
 緊急会合かな、政治連盟の方の、これもあるようでありますけれども、私の方は他の用件が重なっておりますので出席できませんけれども、酒販の皆さま方が納得できるようにというふうには思っております。
(問)金融機関への働きかけについての発言は確か撤回されていると思うんですけれども、酒の事業者への働きかけについてはまだ続いていると思うんですが、この働きかけは続けていくべきだというふうにお考えなのか。
(答)働きかけについてはコロナ本部と、それから国税庁の方からペーパーが出ておりますので、それはそれで働きかけを続けていくべきだというふうに思っております。

(以上)