坂本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年6月18日

(令和3年6月18日(金) 11:01~11:06  於:中央合同庁舎第8号館1階S101・S103記者会見室)

1.発言要旨


 私の方から1件ご報告をいたします。
 昨日6月17日に持ち回りで国家戦略特区諮問会議を開催し、国家戦略特別区域における区域計画の認定につきまして了承されたのち、内閣総理大臣により認定されました。また、令和2年度の指定区域の評価及び「成長戦略フォローアップ案」における国家戦略特区関係の記載についてもご了承をいただきました。
 詳細については、事務方にお問い合わせいただきたいと思います。

2.質疑応答

(問)子ども・子育て関連をお伺いします。去年1年間で教育・保育施設で発生した事故の取りまとめが、子ども・子育て本部の会議でまとまっているかと思うんですけれども、全部で2,015件で、この統計を取りはじめてから2015年以来過去最多というふうになっているそうなんですけれども、これについての受け止めと今後の対策についてお願いします。
(答)私の方も、昨日、それについては報告を受けました。誤嚥も含めて死亡案件も4件か5件あったのですかね。本日また改めて議論をして、そして、しっかりと受け止めて今後の対応策を考えていきたいというふうに思っております。
(問)件数が多かったということについての受け止めとしては、どのように大臣はお考えでしょうか。
(答)(事務方)まだ、今、(子ども・子育て会議は)会議中ですので、その後でお願いします。
(答)事故そのものについて、その件数が多かったということについては、どういうものが原因であるのか、コロナが絡んでいるのかということをまずしっかり分析をしてもらいたいというようなことを私の方からも言っておりますので、そのことについて、今、更に論議をしているのだというふうに思います。
(問)今国会では児童手当の特例給付廃止など対立法案もありましたが、一方で孤独・孤立担当大臣の担務を新たに任命されるなどされて、その中で女性の生理の貧困など、スピード感を持って対応されるなどもありましたが、今国会全体を振り返って、坂本大臣のご所感をお聞かせください。
(答)やはり国会で大臣として答弁するようなことになると難しいなということをつくづく感じました。ブログでも書いておりますけれども、4本の法律を成立させていただきましたけれども、いろいろな方々が関わりを持って、そして、いろいろな方々に影響を与える。それから、反対の方々もいらっしゃいますので、そういう人たちに対してどういうふうにこれから対応していくかということも難しい問題だなというふうに思いました。
 特に、子ども・子育ての児童手当の1,200万円のことにつきましては、いろいろな課題もありながら一番ベストに近いベターな方法を取っているというふうに確信はしますけれども、なかなかそのことが伝わっていかないといいますか、野党との間ではなかなかそのことが難しいということも実感いたしましたので、そういうことについてこれからも努力をしていきたいというふうに思っております。
 それから、孤独・孤立の問題については、予定していたことは大体順調にいったのかなというふうに思います。これから更にNPOとのフォーラムが続きますので、そのフォーラムの中で更に深掘りをしていきたい。そして、いろいろな連携というものも強めていきたいというふうに思っております。
 地方創生については、少し地方の視察ができませんでしたので、この7月、8月、精力的にその辺のところは感染に注意しながら視察を進めてまいりたいというふうに思っております。

(以上)