坂本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年1月26日

(令和3年1月26日(火) 8:33~8:39  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨


 私の方から、御報告を1点させていただきます。
 企業版ふるさと納税に係る大臣表彰の受賞者決定について、御報告いたします。企業版ふるさと納税は、平成28年度に創設し、令和2年度の税制改正では税の軽減効果を最大9割に引き上げるなど大幅に充実させました。さらに、昨年10月には人材派遣型も新たに創設したところです。
 企業版ふるさと納税の活用促進を図る一環として、平成30年度から他の模範となると認められる活動を行った企業や地方公共団体を毎年度、表彰しており、今回は3回目となります。今般、選考委員による審査を経て受賞団体を決定いたしました。具体的には、地方公共団体部門は、埼玉県深谷市、岐阜県飛騨市、岡山県瀬戸内市。企業部門は、株式会社鹿児島銀行、株式会社ホクリクです。詳細は、お手元にお配りした配付資料をご覧ください。2月1日月曜日にウエブにて表彰を行い、各受賞団体の取組を称えたいと考えています。
 なお、受賞団体の取組内容等の詳細については、事務方にお尋ねいただきたいと思います。

2.質疑応答

(問)政務についてで申し訳ないんですが、先週木曜日の自民党石原議員と野田議員との会食について、まず、時間ですとか場所について、あと、時間帯、どれくらいの時間やったのかということですけれども、事実関係を教えていただけますか。
(答)時間は12時25分過ぎぐらいからだったと思います。1時10分には出ましたので、40分ちょっとということです。
 場所は、いろいろ問合せその他ありますけれども、控えさせていただくことができますかね。大体、近未来政治研究会で利用している所です。
 そして、私と野田先生と石原会長と3人で、今後の派閥の運営とかそういったものについての情報を共有しておこうということで、お話をしました。昨日、国会で述べたとおり、2メートル以上離していたと思います。広い部屋で円卓で正三角形状に並べていましたので、対面式にならないように、そして、食事以外のときはマスクをして会話をしたというような状況です。
(問)1点確認で、飲食店かどうかの確認をさせていただきたいのと、それともう1つ、御認識についてお伺いしたんですが、会食するか否かというのは個人の自由もあると思います。一方で今、政府として昼間の外出自粛、それから会食の自粛を呼びかけている状況にあると思います。他方で、特措法で人出が減らないことを飲食店の営業があるからということで罰則まで付けようとしている状況になっております。 こういった状況の中での御自身の会食というのは、どのように捉えているのかを教えていただけますか。
(答)1つは、普通のレストランではなくてメンバーズ制のもので、あまり人が来ない所でした。
 それから、会食そのものについては、今、緊急事態宣言を発出するときでもあって、抑制的な生活を国民の皆さんにお願いしているところでありますので、やはり慎重にあるべきであったと、これからも厳しく臨んでいきたいというふうに思っております。
(問)もう1点、お伺いいたします。
 政府は今、人出が減らない原因として、飲食店の営業を挙げています。一方で、専門家などによると、今回の外食、それから首相の会食を含めてですけれど、政治家の言行不一致によって国民からの信頼が低下していることを挙げる専門家もいます。今このような状況で、人出を抑制するために飲食店の罰則を付けるということが適当だとお思いでしょうか。そこについて、お伺いいたします。
(答)その辺は非常に難しいところだと思いますけれども、今日にもいろいろ、また法案について論議をされるということでありますので、国会の論議に任せたいというふうに思っております。
(問)新型コロナウイルスをめぐっては、感染直後のウイルス量と、その後数日した後のウイルス量で、陰性、陽性の変化があったりとかということも今までありますけれども、改めて今週委員会に出席することの認識と、今後、再度PCR検査をまた受けたり、健康観察を強化されたりだとか、何か対策をするというお考えはあるんでしょうか。
(答)最初の質問につきましては、陰性でもありましたし、それから濃厚接触者にもなりませんでしたので、そういうことで、土日、自宅でじっとして、そして通常の仕事に戻ったというところであります。
 後者については、これからしっかり自らの健康については維持していきたいと思いますけれども、PCR検査を受けるつもりは今のところありません。濃厚接触者ではないというようなことで判定が出ましたので、それに従って行動していきたいというふうに思います。ただ、自らの健康管理と、今後の新型コロナウイルスの感染については、これまで以上に厳しく取り組んでいきたいというふうに思っております。

(以上)