自動運転車(レベル3)の試乗等

写真1
自動運転車(レベル3)試乗後の井上大臣
写真2
実験車両の説明を受ける井上大臣
写真3
取材を受ける井上大臣

 令和3年4月21日(水)、井上大臣は戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第1期「自動走行システム」の成果であるダイナミックマップ(※1)の統一仕様に基づく高精度3次元地図を活用し、自動運行装置を備えた車両としては世界で初めて型式指定(※2)を受けた自動運転車(レベル3)に試乗しました。
 また、SIP第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」が進める東京臨海部実証実験に参加する実験車両等の視察を行いました。
 視察後の取材において、井上大臣は、「技術的、制度的な課題もあるが、未来に向けた夢のある技術として、引き続き産学官が連携して技術開発を進めてまいりたい。私は万博担当大臣でもあり、2025年の大阪・関西万博で我が国の技術を広く訴求していきたい」と述べました。
 
※1:高速道路や自動車専用道路の自動運転の実現を目的とする、高精度な3次元地図情報と、信号情報、渋滞情報、事故による通行規制などの位置情報を含む動的なデータをレイヤーに分けて管理するデジタル地図。
※2:製造過程自動車の型式ごとに、構造、装置及び性能の保安基準への適合性、均一性について判断したもの。高速道路での渋滞時に前走車をはじめ周辺の交通状況を監視し、運転者に代わって運転操作を行い、車線内の走行を維持しながら前走車に追従する自動運行装置(Traffic Jam Pilot)を搭載。