小此木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年5月21日

(令和3年5月21日(金) 8:38~8:41  於:衆議院本会議場議院食堂側廊下)

1.発言要旨


 私から1つございます。
 本日、中央防災会議会長である菅内閣総理大臣から、関係省庁、都道府県などに、梅雨の時期、梅雨期および台風期における防災対策の強化を図るよう通知いたしました。この通知は関係機関に対して、大雨、台風による河川の氾濫および土砂災害の発生に備え、危険箇所等の巡視・点検、施設管理等の強化、さらに本年度については昨日施行された改正災害対策基本法において措置された内容、新型コロナウイルス感染症への対応などについて、周知徹底するものであります。
 本年は例年よりもかなり早く梅雨入りしている地域もありますが、これからの大雨等の風水害が発生する可能性の高い季節に向けて、関係機関一体となって、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しつつ、災害対策に万全を期してまいります。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)この後、内閣委員会のほうで土地規制法、実質質疑入りしますけれども、野党3党から修正等の動きもあります。理念、あるいは根幹に関わる部分での修正ですけれども、自民党内からは否定的な意見も出ています。今後どう政府として対応されますでしょうか。
(答)現場の委員会に移っていますので、修正案がそれぞれ出されているということは承知しておりますが、先日お話ししたとおりです。現場の政党間の協議、熱心な議論をしていただいて、私どもはしっかりと質疑等に答えてまいりたいと思います。成立に向けて努力をいたします。
(問)菅総理大臣より指示があったということですけれども、昨年、熊本豪雨があり、毎年、甚大な被害が出ていますけれども、今年は特に避難の呼び掛けもありましたけれども、特に留意してほしいところ、防災大臣として強調したいところは。
(答)一番気になるのは、通知をする際に梅雨入りが宣言されたところが多くございまして、そういったところに法施行される前に事務的な連絡は取りましたけれども、抜かりのないようにしたいと思います。一人でも多くの皆さんが、しっかりとその場合に避難できるような体制を整えていけるように努力を続けてまいりたいと思います。

(以上)