小此木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年2月24日

(令和3年2月24日(水) 8:51~8:57  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。私から1件。
 本日、銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案が閣議決定されました。
 この法律案は、最近におけるクロスボウを使用した犯罪の実情等に鑑み、クロスボウの所持を原則禁止とした上で、許可制を導入すること等をその内容としております。
 今後は、国会において速やかに法案の審議がなされ、早期に可決・成立されることを期待しています。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)先週の記者会見で、総理の指示があったということで御説明された地震の支援策の取りまとめですが、進捗状況と今後の見通しについて教えていただけますか。
(答)今、取りまとめにかかっているところでありますので、一刻も早く皆さんに発信できますように、そしてそれが実施できますようにということを今申し上げますが、急ピッチで急いでおるところであります。
(問)その関連で、特に支援が必要とされている人たち、例えば農業なのか、中小企業なのか、それとも個人なのか、既存の制度で救済対象になっていないところもあるんでしょうか。
(答)全体的に言いますと、例えばこの会見でも度々言われました激甚災害指定の基準には、今のところ至っていないというのが現状であります。範囲というのはなかなか難しいんですけれども、知事とお話をしてきたときに私がお聞きいたしまして、それを国会で答えましたが、10年前の東日本大震災、それから一昨年の台風、そしてコロナへの対応、今回の強い地震という中で、建物であれば、中身ががたがたになっているということからすれば、それは経営的にも、あるいは生活というものになりましょうし、あるいは心の問題ということでありますので、調査そのものも、目に見えないところが大きいという話も聞いておりますし、私は短時間の滞在でありますが、先週16日に行った中でも、そういった確認がとれたところでありますので、そういう中で今まとめているということでありますから、もうしばらく待っていただきたいと思います。
(問)福島・宮城の震災で、郵便局も福島県で2局が休業状態になったり、様々な被災を受けているんですけれども、地域の拠点である郵便局に対して、大臣の御所見ですとかメッセージをいただければと思います。
(答)郵便局の皆さんには、日頃から地域の様々な行事に参加をしていただいていると思います。それは私も地元等がありますから、行事に参加するときに、いつも局長さんをはじめ関係の皆さんにお会いします。ですから、地域に根差したつき合いをしていただいているということも昔から感じている一人でありますが、今回の様々な人との交流ですとか、あるいはそういう災害においても、いろんな情報の発信源になっていただいているとも思います。そういう中で郵便の事業が遅れたという、今回確認はしていませんけれども、事業そのものが遅れていると、日頃のつき合いがあるだけに人々が困ってしまうということは容易に想像ができます。そういったところを一刻も早く。また立ち直れるのも郵便局の強さということも感じていますので、今後、引き続き地方自治体、関係機関とも緊密に連携をする中の、その中の一組織ともあり得る郵便局の方々の力だと思いますので、心からお見舞いを申し上げると同時に、御活躍の期待をしているところであります。

(以上)