小此木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年2月2日

(令和3年2月2日(火) 9:42~9:47  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)昨日、松本国対委員長代理と田野瀬副大臣が、いわゆる緊急事態宣言下の行動の責任を取る形で辞めることになりました。これは、政治への信頼、ひいては内閣への信頼に響いてくると思うのですが、この辺りをどういうふうに受け止めていらっしゃるのか。また、信頼回復に向けて、今、政府の支持率も下がってきていますが、どういうふうに立て直していくべきと大臣はお考えでしょうか。
(答)重く受け止めています。コロナ感染の拡大をしっかりと収束していくということは、政治の、あるいは政府の最重要課題でありますから、そこはしっかりと皆さんに発信をしていくと。また、私達も申し訳ない気持ちを持っております。1日、2日努力したところで、信頼回復をするわけではないということもしっかりと肝に銘じて、冒頭申し上げたようなことについて、活動してまいりたいと思います。
(問)もう1点、今との関連で、国民の皆さんには自粛を強いる一方で、政治家の人達がどうして深夜も食事をしているのだという批判があり、政治家の中で気の緩みであったり、そういう雰囲気でこういうことになってしまったのか、大臣御自身として何か感じるものがあればお願いします。
(答)気の緩みはもちろんだと思います。そして、このような状況の中で、皆さんが辛い思いをしている中ですから、国民がどのようなことを思っているか、どのようなことに視線を向けているのか、そういったことへの想像力の欠如を感じます。自らも引き締めたいと思います。
(問)先ほどとの関連になりますが、小此木大臣は県連の会長も務めてらっしゃると思います。県内からは菅首相が輩出されております。1区の松本純議員が、1週間にわたって結果的に虚偽に当たるような説明を国民にしていたと思います。その責任を取って離党という形になりました。6区に関しては、自公の共闘の象徴と県内では見られている象徴的な選挙区になると思います。改めて、県連会長として、その辺をどう受け止めていらっしゃるのかということと、現状での、この2つの選挙区の擁立についての考え方を教えてください。
(答)政治家の在り方については、今お話したとおりであります。今後のことは県連及び党本部と協議・検討していかなければなりません。現時点で、その方向性を申し上げることはありません。信頼の回復に努めたいと思います。
(問)今との関連で、大臣の地元である二つの選挙区でこういう事態が起きている。それこそ、選挙にも影響が出てくるというふうに大臣自身としてはお考えでしょうか。
(答)想像力という話をいたしましたが、まず、県連所属の皆さんに、これまでの経過といいますか、松本議員が離党届を出し、受理されたこと、緊急事態宣言下、医療現場が非常に逼迫している中で、多くの国民が忍耐・我慢を強いられているところ、議員の行為が誠に申し訳ないという思い、今後のことについては、しっかりと検討・協議を重ねてまいりますということを、県連会長名でのメッセージとして出しました。その中での反応は厳しいものがたくさんあろうかと思います。そういうお話も受け止めて、今後進んでまいりたいと思います。
(問)今のメッセージというのは、いつ付けで、どういった内容なのでしょうか。
(答)昨日の晩です。
(問)相手は。
(答)県連所属の皆さんです。

(以上)