小此木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年10月16日

(令和2年10月16日(金) 10:41~10:47  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 私からですが、明後日、18日から2日間、長崎県五島市に行ってまいります。今回、視察ですが、浮体式洋上風力発電施設の現状を視察するとともに、ワーケーションに取り組むホテルなど、国境離島における雇用機会の拡充、観光振興に関する取り組みを視察するほか、中村長崎県知事、野口五島市長を初め、地元の関係者の方々との面会を予定しています。新型コロナウイルスにより、離島地域の経済は大きな打撃を受けております。そうした国境離島の現状や御要望を直接確認し、今後の政策に十分に生かしていきたいと思っています。
 私からは以上です。何かございましたら。

2.質疑応答

(問)17・18日に靖国神社の秋季例大祭が開催されます。その日に靖国神社を参拝されたり、真榊等を納めたりする考えがありますでしょうか。また、その理由も教えてください。
(答)ありません。
(問)先ほどの五島市の視察の件ですけれども、大臣、先日のグループインタビューの際には、どこを視察したいですかというお問い合わせに対しまして、エネルギー関係とかをおっしゃっていました。今回はコロナの今後の打開策というところを見たいのか、それともエネルギーのほうを重点的に見たいのか。
(答)そういったことをいろいろ話してまいりまして、防災部局、あるいは海洋政策、領土問題、さまざまたくさんの話がありますが、エネルギーもその一つであって、先ほど言っている浮体式洋上風力発電ですとか、ワーケーションということも取り組みがそれぞれのところで、このコロナ禍で、私たちの生活の中での知恵がいろいろ生まれてきたと思います。ワーケーションというのは御案内のとおりだと思いますけれども、働きながら休日を家族で過ごすということなんですかね。そういうこと自体を受け入れる地域ができていると。そこの一つが五島にもあるということなので、それも見てまいりますし、その他地方の実情は、人口の社会減が進んでいるというところですけれども、五島は多少ですけれども、増えているということもあって。ただそういう増えた中でもコロナの感染の不安が広がって困難な状況もあると聞きましたので、その実態を視察しようと思っております。
(問)今日、菅総理が就任1か月を迎えましたが、1か月を迎えての大臣の御所感があればお願いします。
(答)特に1か月が早く感じました。今、お尋ねがあったことは全く頭にありませんでした。1か月が今日だということは頭にありませんでした。総理はもちろんですが、その他の閣僚も、私も含めて、それぞれの仕事をしなければいけないということ、さらに、その仕事の知識、様々な方の意見を頭に入れながら、発信をしていくということにそれぞれが精一杯だったのではないでしょうか。
(問)今日の閣議でも、「1か月だね」という話は出なかったのでしょうか。
(答)ありません。
(問)先日、横浜市議会の方々が総理を訪れて、いろいろ要請活動もされて、その時、同席されたと思うのですけれども、どんなやりとりが。
(答)総理も市会議員を二期務められましたから、その市会議員の方々が期待を込めて官邸にいらっしゃったのだと思います。その際、市会議員の方々からいろいろな要望を頂きましたが、特に、横浜にダイヤモンド・プリンセス号が停まって、それから様々な感染拡大防止対策がとられてきたところでありますが、これは一つの災害とみていいのではないかと。そういう中で、2年前、私が着任していた時に災害救助法の改正を行いましたが、そのような形で、この感染対策も同じような形で考えられないものだろうか、という投げ掛けを頂いたと思います。これは直接私の所管になるかどうか分かりませんが、そういったことが市会議員の方々から発せられた話の一つでありました。

(以上)