小此木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年10月2日

(令和2年10月2日(金) 10:46~10:50  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私からですが、防災推進国民大会についてですが、国民の皆さんの防災意識の向上を図る全国規模のイベントであります「防災推進国民大会2020」がいよいよ明日、10月3日午前10時よりオンラインで開催されます。今年の大会は、頻発化する大規模災害に備える「みんなで減災」をテーマに、国、地方公共団体、研究機関、民間企業、NPO法人など防災に取り組む118団体が参加し、セッション、ワークショップ、プレゼンを実施します。広島の土砂災害を踏まえた避難促進についてのセッションなど、見どころも多いと思います。また、誰もがオンラインで気軽に防災を学べる貴重な機会ですので、ぜひ多くの皆様に公表資料で御紹介している特設ページからアクセスをして御参加いただければ幸いです。

2.質疑応答

(問)概算要求の方が締め切られましたが、特に大臣、内閣府、防災、国土強靭化、御自身の御担当の中で、特に強力に推進していきたい、特に思い入れのある事業等ございますでしょうか。
(答)私の担当もたくさんございます。やはり人の命を守るというのが、防災あるいは国家公安委員会の委員長としても発信をしていかなければならないと思います。
 就任をいたしましてから大きな災害はございませんが、お話ししたように、先週の土曜日熊本に行ってまいりました。その爪痕の深さといいますか、被災者の痛み、こういったこともありますので、これについて言えばきりがありませんけれども、防災、減災、あるいは強靱化、こういったものについて、しっかりと注視をし、臨んでいきたいと思います。
(問)日本学術会議が推薦した候補者6人を首相が任命しなかったことについて伺います。この件について、学問の自由への侵害等の批判が出ていますが、大臣の受け止めを教えてください。また、学問の自由への侵害に当たるかどうかについての御認識を伺えればと思います。
(答)私は、これは所管外でありますので、答えを差し控えさせてもらいます。
(問)先ほどの概算要求の関係の関連でお伺いしたいと思います。
 国土強靭化の関係ですけれども、近年、頻発化・激甚化する災害に伴い、各地方からも要求の大きい案件だと思いますが、前年比より8%増額、事項要求などでさらに積み増しされるということですけれども、そういったあたり、額が増えているということなんですけれども、どのような意義があるのか、お考えをお聞かせください。
(答)与党や知事会からの多くの提言、要望をいただいている額が増えているということもございますが、それは私たちも被災地や被災者、あるいはそちらの自治体の方々の要望を伺ってまいりました。大臣の地位に就く前からさまざまいただいておりますけれども、おっしゃったとおり、激甚化・頻発化ということがそれぞれの地域で感じられている結果だと思います。

(以上)