小此木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年9月18日

(令和2年9月18日(金) 15:30~15:36  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 私からはございません。

2.質疑応答

(問)大臣、防災の方で伺いたいんですけれども、防災担当大臣も二度目ということで、前回の1年余りの御経験を活かして、今後、具体的に防災のテーマでいろいろ取り組みたいテーマとかというのは何かあるか、教えていただければと思います。
(答)やり残したことといいますか、災害がありますと残念ながら犠牲になられる方がおられる以上は、常に防災に対する意識を向上させていかなきゃいけないということは、災害対策特別委員会ですとか、いろんなところでお話をしてまいりました。ですから、前に着任したときの出来事として、例えば災害救助法の改正というのがありまして、救助実施主体が都道府県だったんですが、政令指定都市も手を挙げることができるという改正でした。おかげさまで、これは国会では全会一致の賛同をいただいて成立することができましたが、じゃあ今度は一つの都道府県で大災害が起こった場合に、手を挙げることができる県内の都道府県内の政令市と県とが、まだ災害が起こる前からいろいろと手続上のすり合わせといいますか、こうなった場合、ああなった場合はこうすると、連絡をきちんと行き届かせていかなきゃいけないなと。それによって、本番といいますか、実際に来た場合に備えなきゃいけないということを思いましたので、そういったことの確認をしっかり、新しく、2回目でありますけれども、着任した担当大臣として、まず行っていくことも大事だということは今感じました。
(問)新しい内閣の下でデジタル庁の創設とか縦割り行政の排除、いろんな改革とか、変えていくような雰囲気に溢れていると思うのですけれども、大臣御自身は2度目の御担当ということで、具体的に決まっていないことでも構いませんが、実際に業務しながら、ここはもっとこう変えれるなとか、こういうところはこう改革ができたら良いな、何かそういう漠然としたもので結構ですけれども、何かお感じになったことはございませんか。
(答)私を見てわかるようにね、あまりデジタルとかですね、オンライン、リモートとか見てない男だと思っているでしょう。実際、苦手なんですが。
 しかし、そういうサイバー空間、デジタルの推進というのは、もう既に、世の中の基盤としてですね、前進しているということからすると、これはまた、国民生活の利便性につながっているという中でですね、総理が大々的に、改めて総理大臣になられてから、発信をね、改めてされているということもあって、その発信は広く受け入れられるという実感があります。
 防災担当ということもそうですけれども、一方で国家公安委員会、警察の管理、指導する立場にもありますが、そういうデジタル、インターネットやSNSというのでしょうか、そういった中でも、悪事を働く、悪辣なことを考える輩がこれまでもおりました。そういった犯罪はしっかりと取り締まっていかなきゃいけないし、犯罪だけじゃなくて、そういったその科学の進展によってですね、発達によって、発展によって、必ず光と影があると。その影の部分はしっかりと忘れずにですね、取り締まっていかなきゃいけない、ないように頭の中の整理をしていかなきゃいけないとは思っています。
(問)ジャパンライフの山口会長が今朝逮捕されたことに関して、大臣のお考えをお伺いしたいのですけれども。山口代表は「桜を見る会」に招待され、招待状を宣伝にも使っていたことで、被害が拡大したのではないか、という御指摘もあります。また既に、ジャパンライフの関係33か所ですか、家宅捜索も行われていながら、逮捕が今日になったタイミングはどういうことなのでしょうか。また、野党の一部からは、安倍総理が辞めたからこのタイミングになったのでは、という御指摘もありますが、これに対する大臣の御所見をお願いいたします。
(答)お尋ねの事件ですけれども、警察庁等においてですね、法と証拠に基づいて、必要な捜査を遂げた結果、今新聞に載った逮捕に至ったものであると認識しております。ジャパンライフ株式会社の元会長以下14名が詐欺の容疑によって逮捕されたものと報告は受けています。
 今後、警視庁等において、全容解明に向けた所要の捜査が進められていくものと承知しておりますけれども、詳細については控えさせていただきたいと思います。

(以上)