不妊治療を受けやすい職場環境整備に向けた検討チーム(第2回)

写真1
不妊治療を受けやすい職場環境整備に向けた検討チーム(第2回)で挨拶する三ッ林副大臣(1)
写真2
不妊治療を受けやすい職場環境整備に向けた検討チーム(第2回)で挨拶する三ッ林副大臣(2)

 三ッ林内閣府副大臣は、令和2年12月3日(木)、不妊治療を受けやすい職場環境整備に向けた検討チーム(第2回)に出席しました。
 本検討チームには三ッ林副大臣の他、坂本内閣府特命担当大臣、三原厚生労働副大臣が出席し、不妊治療を受けやすい職場環境整備に向けた当面今後の取組方針のとりまとめが行われました。三ッ林副大臣は、「子供を持ちたいと願う方が、不妊治療を受けながら安心して働き続けられるよう、個々の企業において、当事者の方のニーズを踏まえつつ、多様な選択肢を用意していくことが重要です。
 当事者の方のニーズは様々であり、不妊治療を受けていることを職場でオープンにしている方もいらっしゃる一方で、不妊治療を受けていることを職場に知られたくないという方もいらっしゃり、配慮が必要です。
 厚生労働省が実施した調査によれば、不妊治療と仕事を両立する上で会社に希望することとして、「有給休暇など現状ある制度を取りやすい環境作り」を挙げる方が多くいらっしゃいました。年次有給休暇は、利用目的を問わず取得可能であり、利用目的を事業主に伝える必要はありません。不妊治療を受けていることを職場に知られたくない方にとっても利用しやすい制度であり、この点について、事業主の皆様方に改めて周知することが大事であると考えています。
 今後とも、厚生労働省と連携しながら、不妊治療を受けやすい職場環境の整備に向けて、取組を進めてまいりたいと思います。」と述べました。