西村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年11月26日

(令和元年11月26日(火) 10:37~10:42  於:中央合同庁舎8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

特になし

2.質疑応答

(問)本日、午後2時半から、就職氷河期世代の支援に向けた全国プラットフォームが立ち上がりますけれども、そちらの狙いと今後のスケジュール感などを教えてください。
(答)はい。本日開催します全国プラットフォームは、就職氷河期世代の方々の支援に係る課題、ニーズ、こういったことについて認識を共有しつつ、社会全体で支援に取り組む気運を醸成し、支援の実効性を高めることを目的として開催を致します。
 本日、様々な方々から御参加を頂いて御意見を頂きます。どういった取組が効果的であるとか、幾つか御意見も頂けると思いますので、そういった御意見も踏まえて、今後どのように進めていくか考えていきたいと思っております。
 就職氷河期世代の支援においては、当事者の方々のニーズを踏まえた上で、様々な関係者の方々が連携して取り組む必要があると思っております。このため、今回も当事者、支援団体、経済界、労働界、有識者、地方公共団体を代表する方々に幅広く参加を頂いております。今回、全国でこういう形で、協議体のような形で、会議体のような形で開催を致しますけれども、気運を盛り上げ、既に先行して開かれております愛知県を始めとして、全国各地でもこういった取組が進むように気運を盛り上げていきたいと考えております。
(問)社会保障の関係なんですけれど、在職老齢年金制度について、各種報道でも、65歳以上については現行の基準を見直さないというふうに報じられているんですけれども、この点、全世代型社会保障検討会議でも議論されていますけど、この点、現状の検討状況はいかがでしょうか。
(答)はい。これまでの会議の中でも様々な御意見を頂いております。現時点で方向性を決めているわけではございません。これまでのヒアリングで出された意見なども整理しながら、本日も、夕方の検討会議でしっかりと議論してまいりたいと考えております。
 いずれにしましても、年末の中間報告に向けて、御指摘の在職老齢年金制度の扱いも含めてしっかりと詰めていきたいと考えております。 
(問)氷河期の件に絡んで、今朝の一部報道で、国家公務員の重点採用を進めるという報道があったんですけれども、これについて対応が固まっているのであれば、どういう方向性なのかお聞かせ願えればと思います。
(答)はい。御指摘の点につきましては、現在、自治体等につきまして、就職氷河期世代を対象とした中途採用を実施している、あるいはまた実施予定のところもあると承知しております。私の兵庫県でも幾つかの市で取り組んでくれております。
 こうした背景も踏まえながら、報道されている点も含め、国としても何ができるか検討してまいりたいと考えております。
(問)先程、最初の質問に重ねてで恐縮なんですけども、氷河期世代のプラットフォームの、例えばおしりですね。いつまでに何回ぐらい開くとか、そういったものが決まっていましたらお聞かせください。
(答)今の時点でまだ決めておりませんけれども、今日、様々な御意見も頂ると思いますので、それも踏まえて今後どのように進めていくのか考えていきたいと思っております。

(以上)