北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年9月8日

(令和2年9月8日(火) 11:01~11:06  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 私から出張について御報告がございます。地域における意欲ある取組や地域のニーズなどを把握して、今後の地方創生に関する取組に生かそうということで、9月9日水曜日、そして10日木曜日に、大阪府羽曳野市、大阪市、そして兵庫県神戸市を視察することとなりました。出張の詳細については、よろしければ事務方にお問い合わせいただければと思います。

2.質疑応答

(問)視察についてお伺いします。これで全都道府県を視察されることになると思いますが、47都道府県全てを視察されて印象に残っているところがあったら教えてください。また、年明けから新型コロナウイルスの感染が広がったという影響もあったかと思いますが、改めてどのようなことに注意されながら視察に取り組まれたか、教えてください。
(答)私は、地方創生を推進するに当たっては、各地域の現場の皆さんの生の声を現地で十分にお伺いすることが大事であると考えておりまして、就任以来、昨年9月25日の宮崎県から始まりまして、今回の9月9日、10日の大阪府、兵庫県までで、おっしゃられたように全ての都道府県を訪問することができるようになりました。各地域におきましては、地方創生の現場で取り組んでおられる知事を始め、首長や地方議会の皆さんから多くの有意義な御意見を承りまして、各視察先でも現場の最前線で頑張っておられるいろいろな皆様から具体的な成果や地域のニーズなどを生の声で直接お伺いすることができました。視察先はいずれも地域の創意と工夫を生かしたものであって、その地域ならではの取組が進められておりまして、それぞれ印象的で、特定の地域を選ぶことはとても難しいと感じておりますけれども、各視察先で地方創生関係の交付金や税制、地方創生に取り組む自治体への人材派遣など、各種の国の施策をよりどころにして仕事がつくり出されたり、移住が促進されたりと、着実に地方創生が進んでいるということが印象に強く残るものとなりました。新型コロナウイルスの感染拡大の後は、受入先の皆様の御協力を頂きながら、感染防止策をお互いに徹底した上で訪問させていただき、各視察先で、改めて感染防止による影響の大きさを伺うとともに、厳しい中にも必死に苦境を乗り越えようと創意と工夫を重ねてチャレンジされている取組についてお話を伺うことができましたし、新型コロナ対策の臨時交付金の利活用について、9月末を目途に、それぞれが自由度高く創意と工夫を凝らして、その予算の仕組みを生かそうと頑張っておられる姿と、またお話を伺うこともできました。こうした視察の成果は、今後の地域経済の回復、そして更なる地方創生の推進のために、施策を具体化していくことに役立ててまいりたいと考えております。

(以上)