北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年7月31日

(令和2年7月31日(金) 11:46~11:53  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 今日はまず私から出張について御報告をさせていただきます。明後日8月2日日曜日に、地域における意欲ある取組や地域のニーズなどを把握して、今後の地方創生に関する取組に生かそうということで、島根県の大田市、美郷町、安来市、松江市などを視察し、丸山島根県知事と意見交換を行う予定としております。詳細につきましては、事務方にお問い合わせ願えればありがたいと思いますので、よろしくお願いします。

2.質疑応答

(問)大臣の今の発表、冒頭でありましたけれども、地方視察についてお伺いします。再び新型コロナウイルスの感染の拡大の傾向にあることと、それに関連して地方の首長からは県外からの来訪者が多く訪れることについて懸念する向きもあります。そうした中で今、大臣、精力的に視察に行っておられますけれども、改めてその必要性と感染予防についての認識をお聞かせいただけますか。
(答)とても大事なことだと思っております。この度の地方視察においては、大変厳しい中にあっても、地域経済の活性化や「新たな生活様式」の獲得に向けて、各地域の現場の最前線で頑張っておられる皆様方の声を、私自身が直接お邪魔をして、状況を正確に把握し、いろいろな施策によって地域のチャレンジを全力で支援しなければならないと考えているわけです。こうした視察本来の目的をしっかりと果たせるように、視察の準備に当たっては、受入れ先の地方自治体などとも十分調整をした上で、随行者の人数を極力減らし、3つの密を常に回避するなどの努力、そして感染防止策をお互いに徹底するということで、実行しております。新型コロナウイルス感染防止は、当然重要でありますけれども、実際に現地に赴くことでしか分からないことも多々あると認識しますので、この今のタイミングで地方視察に伺うことの意義を踏まえた上で、今後の地方創生の推進に向けた施策の検討に役立ててまいりたいと念じて視察をすることにしております。今まさに、コロナ対策をそれぞれの各都道府県あるいは市町村において、それぞれが創意と工夫を凝らして対応・対策をしておられることは、お伺いすることによって良く分かります。したがって、基本的な国の方針やGoToキャンペーンなどをしっかりと実のあるものに、本来の目的を実現することができるようにしていくために、慎重に取り組んでいこうと。それぞれの地域や地方の実情を、お邪魔することによっていろいろなことがお伺いできますし、個々のPCR検査、あるいは軽度、重度の感染者の皆さん方に対するそれぞれの地域における取組のキャパシティの確保などについても、いろいろと実情を聞かせていただけるという認識を、既にまいりましたところでは、することができましたから、そういう総合的な判断を、我々内閣においてするときに、参考にさせていただくことができると思っております。だから今、この時期に敢えて、いろいろな創意と工夫を凝らして、しかも土曜、日曜という日取りでしか、なかなかお伺いできないということでありますが、先方の皆さん方、知事や市長、町長、村長、地域で頑張っておられる関係者、いろいろなNPO法人とか、まちおこし協議会、民間の企業の皆さんも、土曜、日曜で書入れ時という人たちもあるけれども、いろいろな調整して受け入れていただいて、私自身の視察に応じていただいているということでありがたく思っております。であればこそ、今でなければ伺えないような事柄がありますから、それを是非タイムリーにお邪魔して把握したい、そういうことでまいっております。

(以上)