北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年11月29日

(令和元年11月29日(金) 9:31~9:36  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)公文書管理を担当する大臣としてお伺いいたします。桜を見る会の招待者名簿が破棄されたことに関連して、菅官房長官が、名簿の保存期間が1年未満と規定されていたことについて、見直しの検討をする見解を、27日の記者会見で示されました。これまでの規定が不適切だったことを認めているとも採れますが、大臣としての御見解をお願いいたします。
(答)官房長官は、様々な問題を含めて見直しを検討すると発言されたものと承知しております。これまでも繰り返し申し上げておりますとおり、一般論として、各部局の行政文書の保存期間については、当該府省の行政文書管理規則や各部局の保存期間表に基づいて設定されているものであり、特定の文書の保存期間の見直しについても、各機関において、これらのルールにのっとって判断すべきものと存じております。いずれにいたしましても、桜を見る会については、今後、招待手順の明確化など全面的な見直しを行うとのことでありますので、私としては、その動向をしっかり注視してまいりたいと思っております。
(問)行政文書の管理に関するガイドラインでは、「意思決定過程や事務及び事業の実績の合理的な跡付けや検証に必要となる行政文書については、原則として1年以上の保存期間を定めるものとする」とありますが、名簿についての規定を見直すということは、名簿を「検証に必要となる行政文書」と捉えているということになりますでしょうか。
(答)度々同じことを申し上げるようで恐縮ですが、私としては、一般論として、各府省の行政文書については、それぞれの府省の文書管理規則に基づいて保存期間が適切に設定されていると承知しておりますから、個々の行政文書の取扱いについては、当該文書を管理する担当にお尋ねをいただきたいと、私からはこの際、お答えを差し控えたいと思います。
(問)見直し自体は、大臣としてはどのように考えられてるのですか。何か実務的に、今後指示を出すお考えというのはあるのでしょうか。
(答)先ほど来申し上げるように、官房長官の御発言等々もございますから、それらの動き、推移、経過、これらをしっかり見守っていくということを、今の段階では述べるしかない、そのように考えております。

(以上)