北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年11月22日

(令和元年11月22日(金) 10:00~10:08  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)この後、官邸で「まち・ひと・しごと創生会議」が行われると思いますが、会議でどのようなことが議論されるのか、大臣の御説明をお願いできますでしょうか。
(答)本日開催する「まち・ひと・しごと創生会議」におきましては、第2期総合戦略の基本的な方向について私から説明をさせていただいた後、関係省庁や有識者の皆さん方からの御意見を頂戴するということにしております。本日の有識者の皆様方の意見を踏まえて、年末に向けて第2期総合戦略の検討を進めてまいりたいと思います。
(問)公文書管理を担当される大臣としてお伺いいたします。桜を見る会の招待者名簿を内閣府が、共産党議員が資料要求をした5月9日に破棄した件についてですが、内閣府は先日、内閣委員会でシュレッダーが空いたためと説明しましたが、このことについて恣意的な破棄ではないかとの疑念が広がっています。大臣としての受止めをお願いいたします。
(答)一般論として、各府省の行政文書につきましては、当該府省の行政文書管理規則に基づいて、保存期間が適切に設定されているものと承知しております。いずれにいたしましても、個々の行政文書の取扱いにつきましては、当該文書を管理する担当にお尋ねいただきたいと、私からはお答えを差し控えさせていただきたいと存じます。
(問)シュレッダーが空いたため、5月9日に破棄したということについて、国民からも恣意的なのではないかという声が出ているということで、例えば詳細に御説明される機会を作ったりとか、そういったことは考えられますでしょうか。
(答)今もお話しさせていただいたように、その辺になりますと、個々の行政文書の取扱いについてということになりますから、それぞれの文書を管理する担当にお尋ねいただき、それぞれの担当が必要に応じて詳しい説明をするという判断をなさるだろうと、また、なさらなければいけないのではないかと思います。私としては、そこまでお答えすることは控えさせていただきたいと申し上げたわけです。
(問)管理規則に基づいて適切に設定されていると、運用面ではおっしゃいましたけれども、この問題に対する所管大臣としての御所見を頂けますでしょうか。
(答)先ほど来申し上げますように、私としては、やはり一般論で申し上げることしか、甚だ困難ではないかと思います。改めて重ねてのお尋ねであれば、各府省の行政文書については、当該府省の規則に基づいて保存期間が適切に設定されているものと承知しておりますから、シュレッダーを用いてどうこうということにつきましては、私としてはそれに関わるお答えをする立場にはないと思います。
(問)桜を見る会の一連の件について、世の中がどのように受け止めていると大臣自身はお考えですか。
(答)それはいろいろな受止めがあるから、いろいろな話題の在りようが現にあると思います。それぞれの立場、それぞれの人々によって、いろいろな受止め方をなさっておられると思いますから、いろいろな御意見が、あるいは見方や、あるいはああしたほうが良い、こうしたほうが良いという意見が出てくることはあろうと思います。そこに政府としては、やはりできる限り御理解いただけるように調査を詳しくした上で、先ほど来申し上げるように、それぞれの府省の責任において、管理規則に基づいて仕事を適切にやってきているという認識でおりますから、そういうことを世の中の皆さんに理解していただけるように丁寧に説明をしていく、こうして記者の皆さんからお尋ねいただくことが、まずその一歩と私は考えております。

(以上)