北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年11月1日

(令和元年11月1日(金) 9:31~9:37  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)質問通告の関係でお伺いします。内閣府からの情報漏えいはないと大臣もこれまでおっしゃってきましたが、そのことについて、先日10月30日の衆議院・内閣委員会で野党側から、公平中立な第三者機関に調査を依頼して、事の真相を明らかにしたほうが良いという意見が出ました。このような第三者機関を通した調査をされる予定があったり、検討されていたりしますでしょうか、お聞かせください。
(答)森ゆうこ議員からの質問通告の要旨の件については、原英史氏が高橋氏に連絡し、参考人出席要請があったこと、そして質問通告に嘉悦大学があることを伝えたと、そして高橋洋一氏は通告項目の中に固有名詞が入っているという連絡を受けただけであると。また、質問の内容その他の質問項目は知らないと、高橋氏御自身が発信しておりますし、原氏から高橋氏に質問通告が渡っていないこと、また高橋氏に質問通告が渡っていないことを、御本人が自らの責任で公表されておるものと承知しております。
 今後とも、新たに確認すべき事実が明らかになった場合には、その内容に応じて必要な対応を取っていく、そういう考え方でおります。
(問)今の御答弁ですと、現時点では、そのような第三者機関を通した調査の予定はないという考えでよろしいでしょうか。
(答)ないとかあるとかではなくて、今申し上げたように、今後、新たに確認すべき事実が明らかになった場合には、その内容に応じて必要な対応を取ってまいりたいということです。そう理解していただければ、何もしないと申し上げているわけではないということを理解してください。
(問)昨日、河井前法務大臣が辞任されましたが、同じ安倍内閣の一員としての受止めをお願いいたします。
(答)大変大事な難しいことですけど、どの方のことにしろ、他の大臣のことについては、この際私からはコメントは控えさせていただきたい。もちろん大事なことは私自身、安倍内閣の一員として、引き続き身を引き締めて職責を果たしたいと存じますし、いろいろな発言にも注意をしないといけないなと身につまされて感じるところがありますから、そのようなことで臨みたいと思っております。どうぞ御理解、御指導いただければと思います。
(問)どなたが辞められたということではなくて、1週間のうちに2人も大臣がお辞めになられたということについての危機感というのはございますでしょうか。
(答)やはり考え方として、先ほど申し上げましたように、安倍内閣の一員として身を引き締めて職責を果たすことができるように努力をすることが、最も自分自身にとっても大事だし、内閣全体としてもそういうことで臨むということ、今朝の閣議の雰囲気もそのようなことであった、ですから私もしっかりやらなければならないと思っています。
(問)今日の閣議の中では、総理の方から具体的にどういった指示が、御発言がありましたでしょうか。
(答)総理の具体的な発言を、ここで私は申し上げることは控えさせていただきますが、まさに今申し上げたように、身を引き締めて、皆で内閣全体として職責を果たしてくれということは、強く総理の方からお話があったものと理解しています。閣議の中における発言については、今、私はいろいろ申し上げることは控えなければならないという思いがございますので、そのようなことで御理解いただければ有り難いと思います。

(以上)