北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年10月15日
(令和元年10月15日(火) 8:39~8:44 於:官邸3階エントランスホール)
1.発言要旨
「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案」について、新規の特例措置の追加事項に関する調整状況や今臨時国会のスケジュールなどを考え、法案を分け、本臨時国会には構造改革特別区域法の改正案のみを提出することといたしました。
国家戦略特別区域法の改正案は、次期通常国会への提出を前提に、関係者との調整を更に進めてまいります。
詳細につきましては、事務方にお尋ねを願えれば有り難いと思います。
2.質疑応答
- (問)台風19号に関連して、各地で大きな被害が出ていますが、地方創生を担当する大臣としてどのようにサポートしていきたいか、お考えをお聞かせください。
- (答)この度の台風19号によりお亡くなりになった方には心からお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた多数の方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
今回の台風により被害の生じた各自治体の実情を早急によく把握しながら、災害の復旧・復興に関わる関係省庁とよく連携を取り、それぞれの地域の地方創生の取組に支障を生じないようしっかりとサポートしてまいりたいと思います。 - (問)スーパーシティに関してなのですけれども、この前の国家戦略特区諮問会議では、総理は、スーパーシティは早期に実現させるということをおっしゃっていたと思うのですが、今、大臣のおっしゃっている御判断は、それとはちょっと齟齬(そご)があるのかなと思うのですけれども、その辺りはどうでしょうか。
- (答)今申し上げたとおり、国家戦略特別区域法については、次期の通常国会に提出することを前提に、関係者と更に調整を続けてまいります。
- (問)スーパーシティ法案、次期国会以降ということになった、その決定に至った一番の理由は何でしょうか。
- (答)やはりこの臨時国会のスケジュールなどを考えたときに、特に災害、このような予想をしなかったような災害が起きたことに対する緊急の対応をしなればいけないこと、それぞれの地域にいろいろな事情が生じていることをしっかり早く把握して手を打たなければいけないので、内閣としても非常に忙しい状況もありますから、更に新規の特例措置の追加事項などの調整、これらにもいろいろな精力的な取組が必要ですので、また即位に関する行事なども予定されておりますので、そのようなことに取り組んでいく中で、非常に多忙であるから、今回は臨時国会全体のスケジュールなどを考えたときに、法案を分けて今回は臨時国会には、構造改革特別区域の改正法案のみを出すことになったと理解していただければと思います。
(以上)